トラヴィス・スコット、過度な飲酒とボートへの不法侵入容疑で逮捕

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2024年06月21日 11:00  Techinsight Japan

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米ラッパーのトラヴィス・スコット。現地時間20日、米マイアミビーチで酩酊状態と不法侵入容疑で逮捕された
米ラッパーのトラヴィス・スコット(33)が、酩酊状態と不法侵入の容疑で逮捕された。トラヴィスは深夜にマイアミビーチにあるチャーターボートに侵入しようとし、立ち去るよう告げたオーナーや乗組員に向かって怒鳴っていたという。現場に駆けつけた警察官が説得するも、彼は乱暴な言葉を叫んでいたとのこと。その後、トラヴィスは逮捕、勾留されたが、およそ10万円の保釈金を支払い釈放された。

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トラヴィス・スコットが現地時間20日早朝、米フロリダ州マイアミビーチのマリーナで警察官に身柄を拘束され、酩酊状態と不法侵入の容疑で郡拘置所に収容された。

マイアミビーチ警察によると同日午前0時44分、マイアミビーチのマリーナにあるヨットの上で喧嘩をしているとの通報があった。警察官が到着すると、トラヴィスが波止場に立ち、乗組員に向かって怒鳴っていたという。

トラヴィスは、チャーターボート(貸し切り船)のオーナーから立ち去るよう要求され、ボートから降りようとしていた。警察官が説得すると、最初は座り込んで応じていたが、何度も立ち上がるなどして、彼らの命令を無視したそうだ。当時、トラヴィスの息からは強いアルコール臭が漂っていたそうだ。

警察官はトラヴィスに波止場から出るように伝え、戻ったら逮捕すると警告した。そしてボートから離れるように促したが、トラヴィスは乱暴な言葉を叫びながら怒り出し、その場から逃げ出すと、およそ5分後にボートに戻ろうとしたという。

トラヴィスは午前1時17分に逮捕され、無秩序な酩酊と警告後の不法侵入の容疑で、午前4時35分に「Turner Guilford Knight Correctional Center」に収容された。報告書によると、トラヴィスは飲酒していたことを認め「ここはマイアミだ」と述べたという。

その後、トラヴィスは不法侵入罪に対して500ドル(約8万円)と酩酊状態に対して150ドル(約2万4千円)の合計650ドル(約10万4千円)の保釈金を支払い、釈放された。


トラヴィスに近い人物は米メディア『TMZ』の取材に応じ、今回の件は「軽い罪」であり、トラヴィスはただパーティをしていただけで暴力的なものではなく、ボートを立ち去るのを拒否した時に「少し手に負えなくなっただけだ」と語っている。

トラヴィスは全米チャートで4曲のナンバーワンヒットを記録し、大ヒットアルバム『アストロワールド』やエネルギッシュなライブパフォーマンスで知られている。

2021年11月には、米テキサス州ヒューストンで開催された音楽フェスティバル「アストロワールド」で、ヘッドライナーを務めたトラヴィスのステージ前に観客が押し寄せ、死者10人と多数の負傷者が出た。

プライベートでは、カイリー・ジェンナー(26)との間に子ども2人をもうけたが、2023年1月に破局が報じられた。

画像2枚目は『WSVN 7 News X「DEVELOPING: Rapper Travis Scott」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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