横浜流星「むちゃくちゃべらぼうだなと」NHK大河ドラマ「べらぼう」京都クランクイン

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2024年06月21日 13:49  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

松竹京都撮影所(京都市右京区)での収録中に取材に応じた蔦屋重三郎役の横浜流星(撮影・松浦隆司)

俳優横浜流星(27)が21日、松竹京都撮影所(京都市右京区)で、主演を務める25年放送のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」の収録に臨み、取材に応じた。


5月27日に関東近郊で収録が始まり、横浜は京都で15日にクランクインした。


今作は1700年代の江戸を舞台に、“江戸のメディア王”と呼ばれた「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜)の生涯を描く。


この日は少年唐丸と江戸市中を歩くシーンを撮影した。着物にまげ姿の横浜は「いま蔦重でいればいいのか、横浜流星でいればいいのか、戸惑いがある」と約1週間の撮影を振り返り、「これから1年半、蔦重とともに成長していけたらいいな思っている」と意気込んだ。


取材会は日差しの強い江戸の街並みのセットで行われ、横浜とスタッフが軒下の日陰にスタンバイ。雨上がりの暑さ。横浜は「僕らだけ日陰で、すいません」と気遣った。


蔦重の役柄のついて「飛び抜けて明るい。度胸もあり、責任感もあり、ダサさもあって人間臭さもある男だな。内面の部分は共感できるところはたくさんある。でも表面は自分とは正反対なので、いつも朝からエンジン全開でやっています」と明かした。


役者として1つの目標だった大河ドラマの初出演、初主演。タイトルの「べらぼう」に引っかけて、撮影中の“べらぼうなこと”についての質問には「べらぼうなこと?」と笑い、「火事です。冒頭の火事で逃げるシーンがあり、この暑い中、むちゃくちゃべらぼうだなと思った」と振り返った。


「そのおかげで必死が無意識で出た。助かりましたね」と話した。


来年の1月5日から放送予定も発表された。

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