ケンコバ、先輩のメッセンジャーあいはらから受けた仕打ち暴露

お笑いタレント、ケンドーコバヤシ（ケンコバ、51）が23日放送のカンテレ「お笑いワイドショー　マルコポロリ！」（日曜午後0時59分）に出演。先輩のお笑いコンビ、メッセンジャーのあいはら（54）から受けた「仕打ち」について暴露した。

若手時代のケンコバが、あいはらと一緒に劇場でのイベントに出演した際、あいはらは、ケンコバについて「こいつ、最低なやつなんですよ」などと言い出して、観客に「帰れコール」をするようにあおり、それに乗った観客から「帰れ」とコールが起こった。

この日以降、ケンコバがステージに登場するたびに、観客が「帰れ」とコールすることが劇場での“お約束”に。普通のネタどころではなくなったケンコバは、悪役として人気を博したプロレスラーの故上田馬之助さんの扮装（ふんそう）をして客席に降りるなど、このコールを逆手に取ったネタをするようになった。

ケンコバが次第にこのネタに手ごたえを感じ始めていたある日のこと。劇場でケンコバへの観客の「帰れ」コールを見たあいはらは、観客に向かって「おい、やめろ！　勘違いするな！　こういうやつがいるから劇場が成り立ってんねんぞ！」などと注意した。

ケンコバが「帰れコール」を逆手に取ってネタにしていたことを知らず、観客から嫌がらせをされているように見えてしまったのか、腹を立てたあいはらは「コバ、こんなやつら相手にせんでええぞ。帰るぞ」と、ケンコバにステージを引き揚げるよう促した。

これには、ケンコバも「上田馬之助の格好をしてすごすご帰った…」と仕方なくステージを後にしたという。

しかしそもそも、観客の「帰れコール」は、あいはらがイベントで観客をあおったことをきっかけに始まっていただけに、せっかくの新ネタを失った形になったケンコバは「こんなマッチポンプあります!?　許せないですよ」と訴えて、笑いを誘っていた。