三宅健、単独コンサート開催 ファンにメッセージ「寝ても覚めてもみんなのことが大好き」

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2024年06月23日 20:13  ORICON NEWS

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『2024 Live Performance The otherside:Another me Presented byKEN MIYAKE』より(C)TOBE Co.
 歌手で俳優の三宅健が22、23日の2日間にわたって、東京・有明アリーナで単独コンサート『2024 Live Performance The otherside:Another me Presented byKEN MIYAKE』(計2公演)を開催。ライブツアー『2024 Live Performance Another me:The otherside Presented by KEN MIYAKE』の開催決定を発表した。このほど、22日公演のレポートが到着した。

【写真】幻想的!美しい世界観での三宅健ライブカット

 開演予定時間まであと約3分、満員の客席からは拍手と“健くんコール”が起こる。ボリュームとテンポが上がっていくBGM。観客の拍手に合わせ、ブルーのペンライトが揺れる。暗転、大歓声、濃いブルーに染まるステージ、客席に当たるディープブルーのムービングライト、ステージ左右に設置されたスクリーンに映像が映し出される。水中の気泡、夜空、草の中、水面に落ちる雫、山々の風景に続き、目の前のステージに宇宙が現れた。無数の星の瞬きが1ヶ所に集まったようなライティングの演出、エネルギーのように発光する光の中心に三宅が姿を現した。

 カラフルなレーザービームの中、オープニングを飾ったのは「DROP」。最初のサビで三宅を覆っていた円形の紗幕が落とされると、大歓声が起こった。4人のダンサーとともに「Ready To Dance」「Unzari」と、滑らかでスタイリッシュな三宅のダンスパフォーマンス、緩急ある歌声が観客を魅了する。白いブラウスの後ろと前に大きなピンクのリボンをあしらった最初のステージコスチュームは、三宅が体を動かすたびに、三宅を追う波のように揺れた。

 最初のMCでは「いらっしゃいませ!」と笑顔であいさつ。観客の歓声に片方のイヤモニを外し、観客の反応を見ながら「楽しんでますか!」「そんな声?もっと出るでしょ」と会場全体のテンションをあげる。その後、ステージの演出のためにと説明し「1回ペンライトを消してみましょうか」とアナウンス。観客と一緒にステージを作り上げる。

 暗闇に沈んだ有明アリーナには、大東立樹が登場し、三宅と2人で優雅なダンスを披露。途中、ダンスで会話しているようなシーンもあり、その美しさに会場は静まり返って見入っていた。ダンスに続き歌われた「BOY」で三宅は切ない歌を響かせた。

 銀色のマネキンを使った演出が印象的な「mydoll」、ストレートなボーカルアプローチでロマンチックなメロディをしっかり聞かせた「ドラマチック」の後、ロック色の強い「ホーンテッド」で一転し、切れ味のあるボーカルアプローチでヒートアップ。ダンサー4人と、ダイナミックなダンスパフォーマンスを見せたコーナーで、観客のテンションはさらにマックスに。ファンキーな楽曲をバックに、多彩なジャンルのダンスを取り入れたしなやかで華麗なダンスで魅了した。

 三宅のMCの後「未来のスターになるかもしれない」という言葉でwink firstが登場すると観客からは「かわいい!」の声も。5人で「CANDY」を歌い踊る中、途中から三宅も参加し、6人でパフォーマンスした。このコラボレーションに、客席からは大歓声が起こった。

 三宅は次の曲「I’m good」の振付を観客にレクチャー。一緒に踊った後、三宅が「盛り上がっていくよ!」と叫び「ジェットコースター」へ。アリーナをぐるりと囲むように作られたランウェイに大東やTRAINEEのメンバーが散り、ダンスと笑顔で会場を一体にしていく。

 スタイリッシュなステージングで「iDOLING」では、三宅がラップから中高音に滑らかに移行する、抜群のリズム感、表現力でボーカルスキルを見せる。アリーナの中心のランウェイでパフォーマンス繰り広げた際には、三宅を祝福するように羽のような紙吹雪がゆっくりと舞った。「100CANDLE」では、移動ステージにのり、アリーナ上空を自在に飛ぶ。歌詞の「もっと上のもっと上」というフレーズに合わせ、上方の客席に顔を向け、指をさし笑顔を見せる。

 「僕とファンのみんながこうあれたらいいなと思いを込めて作られた楽曲です。聞いてください」という言葉を受け、本編最後に歌唱されたのは、「星に願いを」。レゲエのフレーバーを取り入れたイントロが始まると、自然に客席から拍手が起こった。

 アンコールでは「みんなと会えて最高でした。寝ても覚めてもみんなのことが大好きです。また会いましょう。気をつけて帰ってね」と、後はカメラ目線でピースし、ちょっといたずらっぽい表情で投げキッスをしてステージを後にし
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