「毎日が誇らしかった」杉咲花がクランクアップ「アンメット」今夜最終回

0

2024年06月24日 08:00  cinemacafe.net

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

cinemacafe.net

「アンメット ある脳外科医の日記」
6月24日(月)今夜、最終回を迎えるドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」。この度、全撮影が終了し、主演の杉咲花がクランクアップを迎えた。

今回、記憶障がいの脳外科医という難しい役どころを演じきった杉咲さん。最後のシーンを撮り終えると、花束とこれ以上ない盛大な拍手が贈られた。

最後の挨拶を求められ、しばし静止すると、感極まって腕で顔を覆った。そして「今までいろんな経験をさせてもらってきて、全部かけがいのない思い出なんですけど、心のどこかで、もどかしさとか口惜しさを感じてきたことが、『アンメット』に関わって報われたような気持ちでした。関わる人たちが、アイデアと体力を振り絞って、そして愛情を注ぎ続けたら、こんなに最高なドラマが出来上がるんだって、毎日が誇らしかったです」と撮影をふり返る。

また「すべての役にファンがついてほしいって思ってました。そして頑なに、ドラマを選んでこなかった若葉くんが、出演を決めてくれて。過去のどの出演作よりも、輝いてほしいと思っていたし、今までで一番記憶に焼き付く現場になってほしいと思ってました」と撮影中の思いを明かし、「叶ったかは、わからないですけど、でも、今の自分にできることは、すべて注いだつもりで、やり残したことはないと思っています」とコメント。

一方で「未熟な姿もたくさんお見せしてしまって、ご心配をおかけしてしまったこともあると思いますけど」と語りつつ、「現場にくると、絶対に手を抜かない皆さんがいて。どんなに過酷な状況でも、面白がってやってのける、このチームがむちゃくちゃ格好良かったです。ひとりひとりが、自分の仕事に意味を見出してる姿に、この現場だったら、どこまでもいけると思ってました。そんな皆様の姿を特等席で見つめながら過ごせた日々が幸せでした。また、みなさんに会いたいです。ありがとうございました!」と一言一言、大切に言葉を紡ぎながら、挨拶した。

最終話あらすじ
ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障がいが出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。

あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう。

記憶障がいを抱えながらも、毎日つづる日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日につながらなくなってしまうのか。命の危機にひんするミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。二人を待ち受ける未来はーー。

「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時〜カンテレ・フジテレビ系にて放送中。




(シネマカフェ編集部)
    ニュース設定