小関裕太、フォトグラファーとしてイベントに感慨 俳優業と「相乗効果になれば」 ヨルシカ・n-bunaの会場限定インスト曲も

0

2024年06月24日 13:00  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

フォトグラファーとしてのイベントに感慨にふけった小関裕太 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の小関裕太が24日、東京・恵比寿のオーツーギャラリーでフォトグラファーとして初の写真展『LIKES』を開催。取材会を開いた。

【全身ショット】シックな衣装で登場した小関裕太

 8日に“フォトグラファー小関裕太”として初の作品集『LIKES』を発売。本展は、その発売を記念した写真展となる。「今回の写真集、写真展の元となってるのが『GENIC』という写真雑誌の連載です。始めたのが2020年、4年前くらいで、その連載始めたころはこういう風に写真展として形になるとは思っていなかったので、まず写真展をできることがうれしいし、ずっと図面でいろんなスタッフの方々と話し合いながら『こうしよう』『この写真にしよう』と話し合ってたんですけど、実際目の前で形になってみると、かなりダイナミックで、想像以上で想像の5倍は興奮しました」と笑顔を見せた。

 こだわりを問われると「作品集『LIKES』は、同じく連載が始まった当時は、これが1冊の本になるとは考えてなかったんです。とにかく自分の『好き』という思いを原動力に撮りたい人にお声がけしたりとか、とにかく東京や海外など行った場所で『好き』っていう思いがわいた瞬間にカメラを構えた。本当に衝動だけでずっと撮ってきた」と明かす。続けて「でも、その中でどんどん変化があった。4年間やってると、これだけものの見方、ものの捉え方、写真の撮り方、変わってくるんだなっていうのも作品集作ってる中ですごく実感した。写真好きの素人から、だんだんと見られる意識の中で変わっていった変化が見える作品集になったんじゃないかなと思います」と熱く語っていた。

 フォトグラファーという肩書きについても言及。「よし写真をやろう、写真家になろう、という思いで始めたのではなくて、趣味が仕事として形作られて自分だけじゃない人が携わって作品になっていく。ちょっと広がった趣味の先の空間に今いて、そこにフォトグラファーという名前が付くことを光栄に思うし、うれしく思います」としみじみ。「フォトグラファーと自分でも言いたくなるようなこだわりが前よりも増えている。役者も真剣にやりつつ、フォトグラファーも真剣にやる。お互いに真剣に本気でやるからこそ見えるものが変わって、相乗効果になれば」と今後の展望も語っていた。

 ファンにメッセージを問われると「自分が想像していたもう何倍もすごい写真展ができたと思います。ちょっと自分で言うとハードルが上がっちゃいますが、素晴らしいプリント技術の中、自分の写真がよりかっこよく再現されています」と呼びかけ。さらに「今回、この写真展のために、僕が最近友だちになったヨルシカのn-bunaさんにダメ元で『インスト曲を流させてほしい』と言って、外には出てない楽曲を、ここで流させてもらっています」と小関の持てるもの全てを生かした写真展になっているそうで「洗練された空間になって、写真だけじゃなくて空間として全体で楽しんでもらえるんじゃないかなと思っています。ぜひ呼吸をしに遊びに来てください」と発信していた。

 写真展『LIKES』は、24日から30日まで同所で。小関が撮った写真作品に加え、小関を撮り下ろした写真も展示。また、展示会場では、本作品集の制作過程に密着したメイキング映像も流される。
    ニュース設定