阪口珠美、卒業前最後の“香港ライブ”に「すごい縁」 写真集で「ここにはないもの」衣装を着て「乃木坂46にいた証を…」【インタビュー前編】

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2024年06月24日 18:01  ORICON NEWS

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乃木坂46阪口珠美 (C)ORICON NewS inc.
 乃木坂46の阪口珠美(22)の1st写真集『青いバラ』(幻冬舎)が25日に発売される。本作は香港・マカオで撮影され、初めて訪れる場所で、少女のように目を輝かせている姿が収録されている。14歳、中学3年生で乃木坂46に加入してから約8年。グループからの卒業を控え、アイドルとしての集大成となる1冊となった1st写真集への思いを聞いた。

【全身ショット】ノースリワンピで大人の魅力あふれる阪口珠美

■樋口日奈、桜井玲香ら先輩の写真集にあこがれ「オマージュしたような衣装も」

――完成した写真集を手に取ってみていかがですか?

【阪口】写真集は乃木坂46としてかなえたい夢の1つでした。あんまり声を大きくしては言えなかったけれど、でもひそかにずっと夢だったので、すごくすごくうれしいです。

――先輩や同期の写真集はよくご覧になっていたんですか?

【阪口】もちろん観てました!特に、憧れの樋口日奈さんの写真集はやっぱり大人っぽいし、かわいいし、すごく素敵だなと思います。あと桜井玲香さんの写真集で、黒いワンピースを着ているカットがあるんですが、ずっとそれが記憶にあって、今回もそれをオマージュしたような衣装を取り入れていただきました。

――タイトルの『青いバラ』は、卒業ブログのタイトルでもありましたが、どんな思いが込められているのでしょうか。

【阪口】“青いバラ”はもともと自然界に存在しなくて、花言葉は「不可能」という意味だったんですけど、それがいろんな人の努力によって存在する花になって、不可能が可能になり「夢がかなう」という花言葉になったそうなんです。その花言葉を知ってすごく素敵だと思い、2017年にブログのタイトルにしたこともありました。秋元(康)先生が出してくださったタイトル候補の中にこの言葉があった時に“運命だな”と思いました。

――1st写真集は香港とマカオで撮影されたそうですが、普段見られない素の表情もたくさん収められていました。

【阪口】撮影初日はちょっと緊張していたんですけど、だんだん自分でも「こんな表情するんだ」って思うような表情がたくさん出てきたので、その変化を皆さんにも楽しんでもらえるんじゃないかなって思います。

――表情がお気に入りのカットはありますか?

【阪口】現地の方に足つぼをされているときの表情がお気に入りです。素の自分なので(笑)。写真集でこんな素顔を見せるとは…と思いました。

――とても痛そうな表情ですが…(笑)。

【阪口】最初は痛くなかったんですけど、男性から女性に変わったらすっごく痛くなって(笑)。でも、そのあと足が驚くべき細さになったので、ぜひ皆さんにも香港で体験してほしいです!足つぼはバラエティーでもやったことがなくて、初体験で楽しかったです。

■メンバーからの誉め言葉に「ニヤニヤ」

――今回の写真集では、水着カットやランジェリーカットにも初挑戦されましたが、どんな準備をされましたか?

【阪口】あんまり食事を制限してしまうと精神的にもつらいなと思ったので、体にいいものをたくさん食べるようにして、あとは運動で頑張るようにしました。

――普段から“たまトレ”(阪口流のトレーニング)をしているとお聞きしました。

【阪口】私はクラシックバレエを習っていたことがあって、普段からバーオソルというバレエの動きを取り入れたトレーニングをしています。体幹を鍛えることもできるのですが、結構きついんです…。それをベースに、ジムでのトレーニングも追加しました。

――どんなスタイルを目標にしていたんですか?

【阪口】細すぎず、でも筋肉もつきすぎていない健康的な女性らしいスタイルを目標にしていました。男性が見ても女性が見ても素敵だなって思ってもらえるようにと考えて、体づくりをしていました。

――初挑戦のシーンはどんな心境で挑まれましたか?

【阪口】日本を飛び立つ前は恥ずかしかったんですけど、トレーニングの成果を頑張って形に残すぞっていう気持ちで、撮影が始まってからは全然緊張はなかったです。メラメラ気合が入って頑張っていました(笑)。

――これまでに解禁された先行カットについて、メンバーからの反響はありましたか?

【阪口】岡本姫奈ちゃんは「すごくかわいかったです!」って先行カットが出るたびに言ってくれました。でも自分から後輩に聞くのもなと思って(笑)、同期にどうだったかっていっぱい聞いています。「水着の色も素敵だね」とか、「トレーニング頑張ったね」ってたくさん褒めてくれるのでニヤニヤしていました(笑)。

――写真集では、“大切な楽曲”として挙げた「ここにはないもの」の衣装も着用されました。

【阪口】2回目に選抜に選んでいただいた楽曲で、当時その衣装を着た時、胸がいっぱいになるくらいうれしかった。この曲を披露している時間が本当に幸せで、そんな気持ちが詰め込まれた衣装だったので、“乃木坂46にいた証”として残すために絶対に着たいと思い、香港で着させていただきました。

――現地で改めて袖を通してみていかがでしたか?

【阪口】なんだか不思議な気持ちでした。初披露の時はものすごく緊張したなとか、選抜に入れたうれしさとか、そんな気持ちが蘇る衣装でしたし、このタイミングで着ることで自分が卒業するんだなと実感もしました。

――当時は、齋藤飛鳥さんが卒業するタイミングでのシングルでしたね。

【阪口】個人的には1回目の選抜も飛鳥さんがセンターの「Sing Out!」だったのですごく思い入れが強くて。ひたすら飛鳥さんを目に焼き付けながらパフォーマンスしていた思い出があります。

――6月28日に開催される香港ライブが、お客さんを前にした最後のライブになるそうですね。

【阪口】最後なんですけど、そこにこだわらず、今までも一回一回のライブを全力でやっていたので、いつもどおり私のことをたくさん見てもらえたらなって思います。

――1st写真集を撮影したのも香港でしたね。

【阪口】そうなんです!まさかこの短期間でまた香港に行けるとは思わなかったので、すごく縁があるなと思いました。みんなよりちょっと香港のことを知ってるので、みんなを案内したいです(笑)。

――最後に、1st写真集『青いバラ』のアピールをお願いします!

【阪口】「これが乃木坂46の阪口珠美です!」と自信満々に紹介できる1冊にしていただいたので、細かいところまで1億回見てほしいなって思います!

【プロフィール】阪口珠美(さかぐち・たまみ)
2001年11月10日生まれ、東京都出身。A型。愛称は“たまちゃん”。2016年、乃木坂46の3期生としてデビュー。23rdシングル「Sing Out!」で初選抜入り。今年6月25日には1st写真集『青いバラ』(幻冬舎)を発売する。
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