3代目バチェロレッテ・武井亜樹、男性との会話はメモせず暗記&ラストまで緊張せず 自然体でありのまま…“真実の愛を探す旅”

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2024年06月24日 18:01  ORICON NEWS

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『バチェロレッテ・ジャパン』Season3において3代目バチェロレッテを務めた武井亜樹 (C)ORICON NewS inc.
 Prime Videoで6月27日午後8時から独占配信スタートする人気恋愛リアリティ番組の最新作『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3。男性たちがそのパートナーの座をめぐって争う“3代目バチェロレッテ”武井亜樹(たけい・あき/27)に動画インタビューを実施すると、東大卒の元官僚というエリートらしいエピソードや芯の強さとともにチャーミングな人柄ものぞかせた。

【動画あり】3代目バチェロレッテにインタビュー!“才女”らしいエピソードも

 今作は日本ですでに5シーズン配信されている『バチェラー・ジャパン』の「男女逆転版」。独身男性ならぬ独身女性が主役となり、“真実の愛”を見つけるため多数の男性候補から未来の結婚相手を選び抜く、恋愛リアリティ番組だ。今シーズンはインドネシア・バリ島で“真実の愛を探す旅”を繰り広げる。

 群馬出身の武井は、幼少期から宇宙に憧れを抱き、東京大学では航空宇宙工学を専攻。大学を卒業後は経済産業省に入省し、現在はフリーランスとして日本で行われている宇宙関連のプロジェクトに携わっている。また、学生時代から始めた空手は黒帯の腕前という多才な一面も兼ね備えている。

■「最後まで緊張はこなくて(笑)」番組を意識せずにパートナー選びに集中

――まず、バチェロレッテになることが決まった時の心境を教えてください。

びっくりしました。私の知り合いがこの番組に私を推薦してくれたのであまり実感もわかず、まさか選ばれるとは思わなかったです。

――応募する際に、視聴者に自分の恋愛をみられることに対して抵抗はなかった?

番組内容は前から知っていたのですが選ばれると思ってなかったから…というのが大きいです。

――どこで実感は湧きましたか。

旅が始まる前にデートの内容を考えている時に『あ、始まるんだなだな』と思いました。だんだん実感も湧いてきたし、ちゃんとバチェロレッテとしての責務を果たさなきゃと思いました。

――緊張はしましたか。

最後まであまり緊張はしなかったんです(笑)。

――本当ですか、レッドカーペットで男性たちと初対面した際も?
私よりも男性たちの方が緊張していたかもしれません。男性たちが緊張しているから自分は緊張を解いてあげないと、と思いましたね。


――カメラのことを意識せずに自然体でいたのですね。

ほぼ、というか全部自然体でした。逆にせっかく自分の旅なのに、番組に参加していると意識していつもと違うことをしたり、取り繕ったりしてはもったいないしあとで後悔すると思ったので、そこはあえて気にせずにパートナー選びのことだけを考えました。

――番組内容を聞いた時と実際に旅をしてみてギャップはありましたか。

旅を通して本当にリアルに恋愛して、将来のパートナーのことを考えていました。私は100%本気で自分の意思で全部やったので、良い旅だと思いました。

――本気だからこそ、悩んだりもした。

過去の恋愛でもでも自分だけ、とか、向こうだけがアプローチする恋愛は成立しなかったので、自分が思いを伝えたら向こうからも伝えてほしい。自分が思いを伝えたら今度は相手。相手から来てくれたら自分、そういうラリーのある相手しか恋愛にならないので、テンポは難しかったです。会える時間も限られているので。

――それができる方が残っていった。

そう思います。

――環境面で大変だったことはありましたか。

バリは一度行ったことがあってすごく好きです。日差しが強くて暑かった。食べ物もおいしいし人も優しい。でも食べ物は体調を崩せないと思っていたので、あまり現地のものや慣れないものは口にせず、ずっとイタリアン。というかパスタを食べていました。あとはスイーツが好きなのでドーナツを食べていました(笑)。トマトパスタかクリームパスタかドーナツです(笑)。

■デートに誘う人選の真意が明らかに「どういう人かわからない人は…」

――これまでの恋愛をお聞きしたいです。これまでは恋愛で積極的にアプローチできるタイプでしたか。

自分からもいけないし向こうから来ても逃げちゃう。いいタイミングでお互いがお互いを気になっているとかでなければ、うまくいかなかったですね。

――どういうところを見て好きになることが多いですか。

周りの人に優しく気がつかえる人は『大人ですてきだな』と思います。あとは、一緒にいて楽しい人。一緒にいて緊張したり、自分をよく見せようと思わない人が好きなので、自然体でいられて、ありのままがいいと言ってくれる人が好きです。

――旅を経て恋愛観に変化はありましたか。

逆に、旅に行く前は私の恋愛観って合っているのかな、とか、この恋愛観でちゃんと結婚相手を見つけられるのかな、と思うこともあったんですよ。でも旅に行って自分の思っていることや恋愛・結婚観を言って『それがいいと思う』と賛同してくれる人に出会えたので、旅に行ってから、自分の恋愛観に自信を持つことができました。

――結婚への憧れは昔からあった。

昔から憧れていて。結婚観は古風なところがあります。籍も入れたいし子どももほしいし、結婚式もみんなを呼んでやりたいなと思っています。

――今までも結婚をしたいということが頭の中にありながら、恋愛をしてきたとおっしゃっていました。

『結婚できるかな』とか『長く一緒にいれるかな』というのが、恋人を選ぶ時や好きになる時の大きな要素でした。どんなにすてきでカッコイイ人でも、長く一緒にいることが想像できない人は好きにはならなかったです。

――確かに長く一緒にいることをイメージできるかって大事ですよね。付き合ってから、あれ、違ったなと思ったりすることはあるんでしょうか。

私は付き合うまでにすごく慎重なんです。付き合って、一年くらいはあっさりのままなんですけど、それ以降はどんどん好きになっていくし、ちょっとしたことで幻滅して別れることがないんです。

――スイッチが入るまでに時間がかかるタイプですか。

心を開いて、この人が私の彼氏です、とみんなに紹介するまでに時間がかかるんです。付き合ってきた人自体もそこまで多くはないんです。慎重に付き合ってから結構長く続くタイプです。だからこそ、彼氏が途切れることもある。付き合うまでのハードルが高いんです。

――そう思うと今回の旅は複数の男性と向き合うことになるので、時間も足りなかったのかなと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。

時間はなかったけど、少なくとも男性たちが真摯に私に向き合ってくれていたことをわかっていたので、日常生活で男性たちと出会った時に1年かけて築く絆を、2ヶ月で築けたと思います。それに恋愛のことを考えて発言してくれるので、短いけど、そこまで短さを感じることはなかったです。

――男性参加者の一部の方にすでにインタビューをしているのですが、みなさんオープンですよね。

今回の参加者の方々は芯や考えがあるところはすてき。でもどうだったんだろう?旅の時は『みんな、どう思っているんだろう?』って思っていました(笑)。

――本音がわからなかった?

どう思ってるんだろう…ってわからないことは結構多かった。多分男性たちも私に対して思っていたかもしれません。

――自分の中ではオープンのつもりでいた。

普段は男性に弱みとかもろさとかはみせません。でも今回は自分の思いや不安、こうしてほしかったとかも伝えたし、その方が短い期間で深く相手を知れると思ったので、意識してチャレンジしました。せっかくの自分の旅、悔いが残らないようやりたい。今までやってこなかったことでも、できることはやってみようと思いました。

――最初から決めていた“選ぶ上での軸”などはありましたか。

せっかく私の旅に参加してくれた方ですから、相手のことを時間がなくてわからなかったからお別れをすることはないようにしようと思っていました。どういう人なのかわからなかったら、何度もデートに呼んだし、最初の方はその人のことがわかるまでデートに呼んでいましたね。

――じゃあ、デート回数が多いのは逆に“わからない人”だった。男性は好きだから呼ばれていると思っていたかも…?

でも、そう言ってました(笑)。あとのほうで『◯◯のこと、最初好きだったの?』と聞かれたこともあるんですが、そうでなくて、気になるとわかっていた人は残ってもらおうと決めていたので、逆にどういう人かわからない人はデートをして自分の中で納得してからお別れをしようと思っていたんです。もしかしたら恋愛になるかもしれないと思う人はお別れしないで、自分の中で『恋愛はしないな』とわかるまで残ってもらった方もいます。

――だんだん選ぶことも難しくなってきますね。

最初こそ、そうやって選んでいたんですけど、あるタイミングからはもうみんなの性格はわかったし、ここからは恋愛かどうかだけで判断しようと。どんなにすてきでいい人で、友達として過ごしたいとか旅にいてくれたら楽しいなと思っていても、恋愛ではないという段階でお別れしました。最初はみんなを知る、そのフェーズが終わったら、自分の恋愛に集中するという感じです。

――普段の生活で出会っていたら仲良くならないような方もいたとは思いますが、一緒に過ごすうちに魅力がわかった方もいましたか。

いました!私の中では、一緒にいて楽しいって大事なんです。理想を言えば、何もない場所でも2人でずっと笑っていられる人がいい。そういう意味で最初は『固いのかな』『神経質なのかな』と思っていたけど、実は超面白かったりノリがあったりすると、すてきだなと思いました。

――普段から恋愛について友達に相談することはありますか。旅はすべてお一人で決断することとなりますが、その点での不安はありましたか。

友達に恋愛相談することも多いですが、ただ今回は参加者ではなくバチェロレッテ側で良かったと思っていて。たくさんいる女性の中で競うよりも、自分らしくいられたし、だいたい自分の中で答えはあるので、やりやすかったです。いい意味であまり最初に『バチェロレッテ』について知らなかったからこそ、、自分らしい旅にできたかな。あまり気にせず、自分らしくやっていけましたね。

――これはネタバレになってしまうかもしれないのですが…ローズを渡してきた男性は自分のどういうところが自分と合っていると思いますか?

私はこの旅で選んだあとの未来を考えていたので、いくらこの旅でカッコよくて、すてきで、よく見えていても、一緒に帰ったあとに居心地がいいとか合うとかが大事だなと思っていました。この非日常で過酷な旅でも、自然体でいさせてくれる人や、取り繕わない部分がみえた人がいいなと選んでいきました。

――男性たちとコミュニケーションをする上で、日記やメモなどは残しましたか。

日記などは書かなかったです。私は話したことや人の顔を忘れないタイプなんです。その人が着ていた服も覚えているので、男性たちと話したことは全部覚えていました。

――亜樹さんらしいエピソードです。あれだけ男性がいてもできるものなのですね。

本当ですか?何も書いたりはとくにせず…。話好きなのかもしれません。でも男性たちから気づいたら亜樹さんがいっぱい話しちゃうから、言いたいことは先に言わないと、共有していたらしいです(笑)

――最後にこの旅で得たものを教えてください。

この旅の前は結婚のことを考えて『すてきな人が現れるのかな』とか、『どんな人と結婚するのかな』とか考えていました。もっと作戦を変えないといけないのかな、とか…。でもありのままの自分の結婚観とか将来への考えを伝えて、それに賛同してくれる人達に出会えたので、『私はこのままでいていいんだ』と思えたし、この旅を終えて自分に自信がつきました。


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