堂本光一が「フェラーリ」“宣伝コメンダトーレ“就任、愛がさくれつ「お前らには分からん!」

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2024年06月24日 19:58  日刊スポーツ

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映画「フェラーリ」先行上映会に登壇した堂本光一(撮影・鈴木正人)

KinKi Kids堂本光一(45)が24日、都内で、映画「フェラーリ」(7月5日公開、マイケル・マン監督)先行上映会イベントに登壇した。


フェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへ成長させた希代の経営者、エンツォ・フェラーリの物語。1957年、同社の再起を誓いイタリア全土1000マイル縦断のレースに挑むさまが描かれる。


フェラーリファンで知られる堂本は、同映画の宣伝アンバサダー改め“宣伝コメンダトーレ”に就任。「めっそうもない。もう公私混同」とほほ笑んだ。


映画の内容について聞かれると、客席を見渡し「どれくらいが自分のファンの方か分かりませんですけども、多分お前らには分からん!」。客席からは笑いと拍手が起こり、「拍手じゃないのよ。だってフェラーリに興味ないでしょう!?」と苦笑いした。


「フェラーリって聞くときらびやかな世界をイメージされると思う、でも決してそれだけではない所が描かれている」と魅力を熱弁。「皆さん2006年のトリノオリンピックの開会式覚えてますか。覚えてない!?」とため息。後方のパネル内のエンツォにマイクを向け「『信じられないよ』って(言ってる)」と笑いを誘いつつ「その開会式で赤いF1マシンが走ったんです。しびれたんですよ、国を代表した文化になってるってことなんですから」と説明した。


自身もフェラーリを所持しており「おかげさまで、愛ゆえにね」とにっこり。「エンジンの振動もきちゃうし、乗るには気合のいる車。おい、お前乗れんのかって聞かれてる気がするんですけど、それが心地よいんです」とほほ笑んだ。


最後に、これから映画を見る観客に向け「人間模様もすごく描かれていますし、車よくわかんないよって方にもすばらしさや美しさがすごく伝わる部分があると思います」と呼びかけた。「フェラーリが連なって走るシーンがあるんですけど、しびれますから。そこでしびれない人は僕と共感できません!」と笑顔で断言。最後まで笑いを取りつつ、フェラーリ愛をさくれつさせた。


コメンダトーレ(社長、騎士団長)とは、レーサーやエンジニアがエンツォ・フェラーリに対し親しみと敬意を込めて呼んだ愛称。

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