NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜金曜午前8時)の第62話が25日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。
※以下ネタばれを含みます。
あらすじは、元山すみれ(武田梨奈)が持つ遺言書の検認に立ち会うためにやってきたのは、大庭梅子(平岩紙)と3人の息子たち、そして義理の母常(鷲尾真知子)だった。寅子(伊藤沙莉)は梅子との再会を喜び、轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)の事務所に案内する。一方、猪爪家では花江(森田望智)が1人で家族全員を支える状況が続いていた。
検認では、すみれの持つ遺言書が偽のものであることが判明した。だが今度は大庭家で遺産相続争いが起きてしまい、決着は家庭裁判所の調停によるものとなった。
梅子の義理の母・常を演じて、反響を呼んでいる鷲尾真知子(75)が、あさイチにゲスト出演した。
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博多大吉は「明日、犬神家の一族みたいに」と朝ドラ受けすると、鷲尾も「犬神家の一族になりますよ」と応じた。華丸も「なかなかのタイミングで登場ですよ。ここにゲストで来られる時はある程度、話が解決してから来られるんですよ。渦中で」と驚いた。
また、ドラマでは多岐川(滝藤賢一)が家庭裁判所の存在を広く知ってもらうために開く「愛のコンサート」の出演希望として、朝ドラ前作「ブギウギ」で趣里が演じたヒロイン、福来スズ子の名前が上がり、あさイチでも盛り上がった。
鈴木奈穂子アナウンサーは「福来スズ子の名前が出ましたよねえ。すごい、コラボだと思って」と話した。華丸も「ちょうどマネジャーは三浦知良さんの息子さんじゃないですか」と応じると、鈴木アナも「(マネジャーが)代わったころかもしれません」と推察していた。
同ドラマは日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。
朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。
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石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。
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