山崎賢人&大沢たかおら登場『キングダム 大将軍の帰還』全国完成披露舞台挨拶ツアー

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2024年06月25日 16:31  cinemacafe.net

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『キングダム 大将軍の帰還』ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2024映画「キングダム」製作委員会
シリーズ4作目となる『キングダム 大将軍の帰還』が、シリーズ史上初となる地方での完成披露舞台挨拶ツアーを行った。

戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政の物語を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)を映画化した本シリーズ。2019年『キングダム』、2022年『キングダム2 遥かなる大地へ』、2023年『キングダム 運命の炎』が公開され、シリーズ累計動員数1,000万人を超え、数々の映画賞にも輝いている。

最新作となる『キングダム 大将軍の帰還』にも公開前から大きな注目が集まっているなか、この度、名古屋・大阪・福岡でキャンペーンが開催され、1日目となる6月22日、109シネマズ名古屋にて信役の山崎賢人と大将軍・王騎役の大沢たかおが登壇する舞台挨拶が行われた。

大沢さんは「1年前は全国周った最後が名古屋だったので僕らも疲れ気味だったのですが、たくさんの方に来ていただいて凄くエネルギーをもらって東京に帰れたので、今回はそんな名古屋の皆さんから見てもらおうと楽しみにしてきました」と昨年のキャンペーンを回顧。

“最終章”ということで、これまでの信との向き合い方を聞かれた山崎さんは「20代のほとんどを信と過ごしてきたので、本当に人生そのものです。信と一緒に成長してきたなと思っていて、主演という立場でやらせてもらってますが、大先輩の大沢さんが王騎将軍のようにどしっと構えてくださって、たくさんのスタッフ・キャストに支えられ、そして観てくださった皆さんが一緒に熱くなってくれたからここまでこれたなと実感しています」とシリーズ集大成ならではの想いを吐露した。

また、飛信隊としても共に闘う仲間である尾平役を演じる岡山天音がサプライズで登壇。登場した岡山さんは「キングダム今回、でらおもろい映画なもんで、最後まで楽しんでってちょーだゃー」と名古屋弁で挨拶。

本作での冒頭、飛信隊と龐煖の一戦のシーンをふり返り、岡山さんは「信が圧倒的なリーダーとしていつも先陣を切ってくれていたので、なかなか信を守る場面ってなかったので台本読んだ時からとっても胸が熱くなりましたし、飛信隊のみんなで何回も頑張って撮影しました」と語る。

山崎さんは「信よりもあまり強くない飛信隊のメンバーが盾になって守ってくれるところが原作でもすごく好きなエピソードで、気絶していなきゃいけないシーンなのに感動して思わず涙が出ちゃいました」と飛信隊との繋がりを感じるエピソードを披露した。

そしてキャンペーン2日目となる6月23日の会場は、大阪TOHOシネマズ梅田。山崎さんと大沢さんが1年ぶりの帰還を喜ぶと、観客からも大きな声援が上がった。また、山崎さんとの互いの関係性への変化を尋ねられた大沢さんは「信の成長と同じように山崎賢人という俳優がかっこよく成長していく姿を横で見れて本当に素晴らしい7年間だったなと思います」と山崎さんを絶賛。

そして大阪では、大沢さん演じる王騎の妻になるはずだった謎の将軍・摎役の新木優子がサプライズ登場。久しぶりに仕事で来阪したという新木さんは「みなさんの熱量に圧倒されつつすごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と大阪の観客の熱気に圧倒されながらも朗らかに来阪できた喜びを話した。

新木さんのアクションについて山崎さんは「地上でのアクションですら大変なのに馬の上に乗ってやっていてめちゃくちゃかっこよかったです!キングダムの中で数少ない女性の将軍なので、心の強さの部分も含め、摎!最高でした!!」と大絶賛。

今回初共演の大沢さんについて新木さんは「王騎としての大沢さんと初めて対峙した時に、迫力であったり温かく包み込んでくれる空気感が大沢さんから滲み出ていて、難しいことを考えずに現場で王騎と摎として向き合うことができたのは、大沢さんの存在のおかげだなと思いました」と話す。

大沢さんも新木さんの印象を「王騎にとっては大事なシークエンスになるので、1作目から摎との共演をずっと楽しみにしていました。そこの現場にいたのは新木さんではなく間違いなく摎で心が震えましたね」と互いへの厚い信頼関係の強さを見せつけた。

キャンペーン最終日の6月24日は、原作者・原泰久先生もいる「キングダム」でもゆかりのある福岡。要潤が来福し、シリーズ1作目から共に作品を牽引してきた山崎さん・大沢さん・要さんの王騎軍が揃い踏みの中、JR博多駅前広場のバルコニーで迫ってきた公開日に向けて“最終決戦 出陣式”を実施した。当日の朝4時に情報解禁をしたにもかかわらず7000名ものファンの方々が集まり、3人の登場の瞬間には、割れんばかりの歓声が博多駅前に響き渡った。

山崎さんは「すごい光景です!7000人の軍勢を観ているかのようで興奮してます、ありがとうございます!」と圧巻の光景に驚きながらも興奮した様子。要さんも「レべチな映画ができました。王騎率いる王騎軍がついに戦場に出て魅力的なアクションを繰り広げていますので是非注目してみてください。信も、ものすごいことになっています!」とアピール。

大沢さんは「キングダムという作品が、本当にたくさんの皆さんに愛されてるということを肌で実感できて嬉しく思います」と会場のとてつもない熱量がびしびしとキャストにも伝わった様子の中、イベントは終了。

その後はJR博多シティ内T・ジョイ博多にて上映前舞台挨拶が行われた。バルコニーイベントをふり返って大沢さんは「なかなか映画のイベントで7000人に迎えられるってほぼないと思うんですが、それもこの作品の凄さ、ひいてはそれを率いる山崎くんの凄さであって、それを肌で感じられて福岡に来られてよかったなと思います」「ずっと雨予報でひやひやしてたんですけど、来ていただいた方の熱気が雨を吹き飛ばしたのかなというくらい本当に盛り上がったイベントになったので素晴らしかったですね」と嬉々とした様子でコメントを寄せた。

1作目から王騎の側近として仕えてきた騰役の要さんは「今回初めて王騎軍として戦場へ向かうシーンがありました。王騎は本当にカリスマ性があって最強なキャラクターで、どう演じられるのか後ろから見ていましたが本当にかっこよかったです」と話し大沢さんを称えた。

改めてキングダムという存在について聞かれた山崎さんは「キングダムと信から自分自身がパワーを貰いながら、人生そのものという感覚で約7年やってきました。(キングダムは)本当に宝物です」と熱いメッセージを寄せた。

さらに、「キングダム」シリーズへの熱いメッセージが込められたメッセージボードを見た大沢さんは「感謝しかないですね。さっき賢人も言っていましたが、自分たちが作っている側だと思っていたけど、シリーズを重ねて観てくれている人も同じキングダムのチームみたいになってきた。それを今日こういう形で見せてもらったのは感無量です」と話し、山崎さんは「ちゃくちゃ嬉しいです。これだけ皆さんに愛してもらっているのは嬉しいですし、本当に今パワーをもらいました。ありがとうございます!!!」と感慨深げな様子で話した。

怒涛の3日間をふり返ってみて、大沢さんは「シリーズ4作を通して初めて公開前に皆さんへの感謝と4作目ができたという報告にお邪魔させてもらって、来てよかったと本当に思うし、これまで応援してくれて心から感謝しています」と語り、山崎さんも「今回3都市を大沢さんと一緒に回れたこともすごく嬉しかったですし、各都市で逆に皆さんからパワーを貰って、今まで一緒になってキングダムを愛し、盛り上げてくださったことを感謝しています」と感極まった様子で語った。

『キングダム 大将軍の帰還』は7月12日(金)より全国にて公開。






(シネマカフェ編集部)
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