鶴見辰吾「ビリー・エリオット」初参加で子役との稽古に「盆と正月が一緒に来たような感じ」

1

2024年06月25日 17:20  日刊スポーツ

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

ミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜」公開稽古を行った後列左から、濱田めぐみ、安蘭けい、益岡徹、鶴見辰吾。前列左から、ビリー役の浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一(撮影・加藤理沙)

俳優鶴見辰吾(59)濱田めぐみ(51)らが25日、都内で、ミュージカル「ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜」(オープニング公演は7月27日〜8月1日、東京公演は8月2日〜10月26日、東京建物ブリリアホールほか)公開稽古に出席した。


17年に日本で初演され、東京・大阪でロングラン公演を達成。菊田一夫演劇賞大賞や読売演劇賞選考委員特別賞など数多くの演劇賞を受賞。不況にあえぐイギリス北部の炭鉱町を舞台に、バレエダンサーを夢見る主人公ビリーと彼を取り巻く大人たちの姿を描いた。


ビリー役には演技や歌、バレエやタップダンスなどさまざまな能力が求められる。応募総数1375名から、浅田良舞(12)石黒瑛土(11)井上宇一郎(13)春山嘉夢一(かむい=13)の4人が選ばれた。この日はそれぞれ別のシーンを演じた。


お父さん役のダブルキャストで、同舞台に初演から続けて3度目の出演となる益岡徹(67)は「どのビリーも強い印象があって。初演にいたビリーは今青年になられていて、相応しい成長をされていました。今回の新たな4人もそうなるだろうと思います。人生十数年のうちの半年を一緒に過ごすことができること今から楽しみ」と語った。


お父さん役で初参加の鶴見は「目が離せないところがないところが魅力」とした上で「多くの世代が混ざって多様性が調和し合っていて、稽古場に来るのが楽しい。盆と正月が一緒に来たような感じです」と笑顔を見せた。


ウィルキンソン先生役を再演から続投する安蘭けい(53)はビリー役の子役との稽古に「前回はコロナ禍でできるだけ顔を合わせないようにしていたので、今回はみんなで稽古を進められて、子どもたちの成長を見届けられることがうれしい」と喜びをかみしめた。


ウィルキンソン先生役で今回が初参加の濱田は同舞台を「むき出しなダイナミックな演出」とした上で「ストーリーに踊りも音楽もプラスされて、生っぽいビリー・エリオットになるんじゃないかと思います」とアピールした。


同ミュージカルは11月9日〜24日、大阪・SkyシアターMBSでも上演。

    ニュース設定