![](https://news-image.mixi.net/article/100/100_20240626_14860110_001.jpg)
【動画】デンマークの映画賞5部門ノミネート! 映画『ぼくの家族と祖国の戦争』予告編
本作は、第二次世界大戦下の極限状況の中、かけがえのない信念を貫こうとした家族の物語。
終戦1ヵ月前、混乱に陥ったデンマークに、敗色濃厚となったドイツを脱出した20万人以上もの難民が押し寄せてきた。当時のデンマークはナチス・ドイツの占領下に置かれており、受け入れを拒否する選択肢はなかった。大戦末期の知られざる歴史の1ページであるこの事実にインスパイアされ、『バーバラと心の巨人』のアンダース・ウォルター監督が物語を完成させた。
1945年、デンマークの市民大学。ドイツからの難民の受け入れという突然の事態に見舞われた学長ヤコブと妻リスは、究極の選択を迫られていく。周囲の誰もが敵視するドイツ人を救うべきか否か。売国奴とののしられることを恐れ、飢えと病気に苦しむ子供を見捨ててもいいのか。その葛藤を見つめた本作は、家族が戦争という巨大な暴力に脅かされながらも、懸命に人間性を保とうとする姿を描き、人間が選択すべき“正しいこと”とは何なのかを問いかける。
ビジュアルは、デンマークの国旗の色である赤と白を基調に、本作でデビューした息子役のラッセ・ピーター・ラーセンの強いまなざしと、「友達を守りたい、敵であってもー」という少年のメッセージが印象的なデザインとなっている。
|
|
映画『ぼくの家族と祖国の戦争』は、8月16日より全国公開。