『アンメット』「だからあのオープニングなのね…」最終回手術シーン演出&“ミヤビの歌”が話題 上野大樹「縫い目」

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2024年06月26日 16:49  ORICON NEWS

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ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』最終話より(C)カンテレ
 俳優・杉咲花が主演を務めた、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)が24日に最終回を迎えた。同作のオープニングを毎回盛り上げていた、シンガー・ソングライター上野大樹の「縫い目」が、最終回ではクライマックスの手術シーンで流れ、大きな意味を持った。

【動画あり】実はコマ撮り…『アンメット』「縫い目」流れるOP映像 

 同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる/漫画・大槻閑人)を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビ(杉咲)が患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。

 ミヤビは、事故の後遺症で過去2年間の記憶を失い、今日(きょう)のことも明日(あした)には忘れてしまう。毎日日記をつづり、朝に読み返す日々。丘陵セントラル病院で看護助手として働いていたが、アメリカ帰りの医師・三瓶友治(若葉竜也)が赴任してきたことから、再び脳外科医としての道を歩みはじめた。

 記憶障害の原因は、脳の中の「ノーマンズランド」(医学的に人がメスを入れてはならない領域)にあり、手術をするのは難しい。しかし三瓶は諦めず、綾野(岡山天音)、星前(千葉雄大)、そして大迫(井浦新)らも知恵を絞り…。

※以下ネタバレあり

 手術では、『アンメット』“アベンジャーズ”とも称される面々が、ミヤビを助けるため、力を合わせた。「メス、ガーゼください」、「綾野先生お願いします」、「大迫先生お願いします」…。淡々としたやりとりだけで、緊張感あふれる時間が過ぎた。

 そして集中が究極に達し、画面が変化。顕微鏡を覗いて必死に縫う三瓶、テーブルで日記を書くミヤビ、2人の思いがつながる、静かで印象的なシーンとなった。そこへドラマのオープニング曲「縫い目」のメロディーが重なった。

 同曲は「目が覚めたはずの世界に私 見覚えがないの、どうして」という歌詞から始まるとあって、「『縫い目』で繋がるミヤビちゃんの明日!なんて素敵な演出!」「だから『縫い目』なんだね、だからあのオープニングなのね…」と視聴者の心を打った。

 あいみょんの主題歌「会いに行くのに」と聴き比べる人も多数。「『縫い目』はミヤビちゃんの歌で、『会いに行くのに』は三瓶先生の歌だったんだ」「男性アーティストが女性目線を、女性アーティストが男性目線を歌うのもすごく良い」「縫い目と会いに行くのに聴くと、制御できない感情が溢れてくる体質になってしまった、ヤバい」など、ロスの声が寄せられている。
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