HRC USが2025年からメイヤー・シャンクと提携しIMSAでの役割を拡大。2台のARX-06を投入へ

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2024年06月28日 01:00  AUTOSPORT web

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HRC USが2025年からメイヤー・シャンクと提携しIMSAでの役割を拡大することになった。
 6月27日、ホンダ・レーシング・コーポレーションUSA(HRC US)は、2023年までタッグを組んでいたメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)と提携し、2025年のIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップに2台のアキュラARX-06を投入すると発表した。HRC USはIMSAに向けてより大きな関与を深め、2台のうち1台のレースエンジニアをHRC USのスタッフが務める。

 IMSAでの活動を続けるアキュラは、2023年まではMSRがチームをオペレートしていたが、2024年からは活動をウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティ(WTRアンドレッティ)が担っていた。27日、すでにWTRアンドレッティからはアキュラとの関係終了がアナウンスされていたが、2025年からHRC USがMSRと提携し、より大きなチーム運用に向けた役割をHRC USが担うことになった。

 2025年は1月のデイトナ24時間から2台のアキュラARX-06を投入し、1台はHRC USのスタッフがレースエンジニアを担当。もう1台はMSRがオペレーションするという。

「自社でGTPカーを走らせることは、HRC USのスタッフにとって次なるエキサイティングなステップだ。我々は人材と技術を育成するためにレースに取り組んでおり、MSRと提携し、ARX-06で世界最高峰のスポーツカーチームと競い合えることを大変嬉しく思っている。次なる論理的なステップは、自社のクルマを自社のエンジニアで走らせることだ」と語るのは、HRC USA社長のデイビッド・ソルターズ。

 一方で、2024年にチームを担ったウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティに対して「ウェイン・テイラー、そしてチーム、才能あるドライバーたちに心から感謝したい。我々はともに輝かしい成功を収めてきた。2024年をトップレベルのレースで締めくくることを楽しみにしている」と感謝を伝えた。

 また、これまでアキュラとともに多くの勝利を重ねてきたMSRの共同オーナーを務めるマイク・シャンクは「メイヤー・シャンク・レーシングの全員を代表し、この機会を与えてくれたデイビッド・ソルターズとHRC、アキュラに感謝したい」と語った。

「この機会を得られたことに心から感謝するとともに、チーム全員がアキュラとの新しい関係の初日、HRC USのIMSAプログラムで果たす新たな役割を楽しみにしている」

このニュースに関するつぶやき

  • おおっ! これは意外。昨年のデイトナで違反行為があったことでUSホンダと関係が悪化。来季以降アルピーヌのオペレートを行うといわれていたのに。
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