今春より社会人になられ、仕事と公務を両立されている愛子さま。夏のファッションを振り返ってみると、涼しげなブルー系のペールトーン(※純色に少し白を混ぜたような淡い色)が多い。ファッションジャーナリストの日置千弓さんは、
「2000年代初頭は、まだ“女の子はピンク”というイメージが残っていたかと思います。そんな固定観念なく、“好きな色”“似合う色”を幼少期から愛子さまに選ばれていた雅子さまは、なんと先端でいらしたことかと思います」(日置さん、以下同)
かつての雅子さまはネイビー
かつての雅子さまはネイビーを取り入れられることが多かった印象がある。
「自分のアイコン色、カラートーンがあると全体のトーンが一定し、スタイリッシュに見えやすいです。ペールカラーは重い印象になりにくく、顔色も明るく見えます。ペールブルーに確実に合う色はネイビーや白。さらにグレー系、ブラウン系とも相性がよく、コーディネートの汎用性は高いです。そしてアイテム次第で、ボーイッシュにもフェミニンにもなります」
淡いペールトーンが与える印象は、どちらかといえばニュートラル。
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「甘すぎず、きつすぎない。優しさ、爽やかさ、愛らしさ、知的さ……そんな印象もペールトーンにはあります。愛子さまの柔らかなお人柄が、選ばれるお召し物にもやはり表れていると思います。近年の愛子さまが、雅子さま仕込みのセンスをご自身でアップデートされ、ファッションを楽しまれているお姿は本当に素敵です」