バニャイアの完全なる土曜日。レコード更新のポールからスプリント独走優勝を果たす/第8戦オランダGP

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2024年06月29日 22:40  AUTOSPORT web

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フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)
 6月29日、2024年MotoGP第8戦オランダGPのスプリントレースがTT・サーキット・アッセンで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾った。

 午前中に行われた予選では、バニャイアがポールポジションを獲得した。バニャイアは、初日プラクティスで自身が更新したオールタイムラップ・レコードを、さらに更新する1分30秒540を記録した。

 2番手はホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手はマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)で、この3名がフロントロウに並んだ。予選Q2で転倒を喫したマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)は7番手。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は23番手からのスタートとなった。

 スプリントレースは気温25度、路面温度48度のドライコンディションでスタートした。ホールショットを奪ったのはポールポジションスタートのバニャイア、2番手にはマルティンが続く。3番手にはアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が浮上し、4番手はビニャーレス。マルク・マルケスは5番手に上がっていたが、2周目2コーナーの立ち上がりでスリップダウンを喫してリタイアとなった。

 トップのバニャイアは2番手のマルティンとの差を広げ、6周目の時点でその差は約1秒となった。また、マルティンも3番手に浮上したビニャーレスとの差を約0.8秒としており、トップ3はそれぞれ、ほぼ単独走行となる。

 バニャイアはそのままトップを守ってチェッカーを受けて優勝を飾った。2位はマルティン、3位はビニャーレスが獲得し、結果的にフロントロウの3名がそのままの順位で表彰台を獲得した。

 4位は11番グリッドから追い上げたエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)、5位はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPレーシング・チーム)が入った。

 ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は8位でゴールしたが、アレックス・マルケスがロングラップペナルティを消化せずに3秒加算されたため7位。中上は18位でレースを終えた。

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