Travis Japan七五三掛龍也&吉澤閑也「新たな“しめしず”が見れる」堂本光一伝統技の階段落ち挑戦【ダブリンの鐘つきカビ人間】

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2024年07月03日 04:04  モデルプレス

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新たな“しめしず”(吉澤閑也、七五三掛龍也)(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/07/03】Travis Japanの七五三掛龍也、吉澤閑也が2日、都内で開催されたPARCO&CUBE produce 2024ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』(7月3日〜10日まで東京国際フォーラム ホールCにて、7月20日〜29日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演)初日前会見に出席。メンバー同士の共演について語った。

【写真】トラジャ七五三掛龍也、約1時間半の“カビメイク”で別人級変身

◆吉澤閑也、ミュージカルに意気込み「いい29歳を迎えられるように」

初日を前にした心境を問われた七五三掛は「明日初日ということで。今回初めてTravis Japanのメンバーの閑也と一緒に、ダブル主演という形でやらせていただくんですけど、本当に緊張していて(笑)。緊張と同時に本当にワクワクしていて、本当に明日が楽しみです。それとカビ人間として、ハットの技だったり、けっこう難易度が高いので。本当に失敗しないように、100パーセント成功できるように頑張りたいなと思っています」とにっこり。吉澤は「聡はすごく閑也に近いので。性格とかも近いですし、見た目もすごくやっているわけじゃなく、ほぼ閑也みたいな感じで(笑)。皆さんにもいじられたり。本当に和やかな雰囲気で稽古をさせてもらって。そして29歳で、お芝居にちゃんと打ち込むのが初めてなので、すごく緊張はしているんですけど、ちゃんと聡になりきれるように」とコメントし、七五三掛は「まだ28歳じゃない?」とツッコミ。吉澤は「29歳に来月なります(笑)」「ツッコミがすごい」と笑顔を見せて「いい29歳を迎えられるように、聡を頑張ります」と意気込みを語った。

本作へのオファーを受けた際の思いや稽古について、七五三掛は「本当に嬉しかったですね。お話をいただいたときに脚本を読ませていただいて。脚本の楽しさだったり、あとは怖さ=恐怖っていう2つのドキドキを感じましたね。あとは、カビ人間を演じさせていただくということで、今まで挑戦したことのない役柄で。ビジュアルもそうですけど、初めての挑戦だったので、どう演じたらいいか、すごく考えながら稽古をしていましたね。稽古をしていく中で、ここまでピュアで心がきれいで、まっすぐな役を初めてやらせてもらったので、自分の中で新しい扉が開いた感じがしました」と回想。ピュアな部分は自身に通じるのではないかと投げかけられると「そうですね(笑)。僕も真っ直ぐすぎて、けっこう空回りするときとかもあるので。そういった部分では、本当に共感できる部分がたくさんありました」と明かした。

メイクに関して七五三掛は「カビメイクって言って。メイクさんにも付けてもらっているんですけど、この小さい粒を一つずつ自分でも付けているんですね。だからすごく時間がかかる。1時間20分くらいですね」「メイク時間は長く取っていただいていますね」と紹介。「ずっとそこに居座っているんですけど、隣のメイクの席はどんどん変わっていく」と、自分がメイクしていると隣でメイクしている人が変わっていくことも告白。

一方、吉澤は本作のオファーについて「本当にびっくりで。『え、僕でいいんですか?』って最初にマネージャーさんに言って。本当に驚いたんですけど。お芝居も初めてなので、まずセリフの覚え方もわかんないし、どうすればいいんだろう?っていうことで、キャストの皆さん、ウォーリーさんもすごくアドバイスをくれて稽古に臨ませていただいたので。本当に吸収することばっかりで、毎日が。本当に刺激的で、過ぎるのが早かったです」と稽古の日々を回想。「僕のメイクの時間は15分くらいです。聞いてないか(笑)」とも語って会場を沸かせた。

◆七五三掛龍也「「新たな“しめしず”が見れる」と思います」

メンバー同士で共演することについて、七五三掛は「普段からグループの中で『しめしず』っていう感じで言われているんですけど、この舞台では普段グループで見せている『しめしず』とはまた違った『しめしず』になってくるのかなと思います。新たな『しめしず』が見れると思います」とアピールした。

吉澤は「あんまり稽古場でしめと喋っているイメージがなくて。シーンだとけっこう別が多いので、あんまりないんです」としたうえで「集中しすぎて、本当に天然で、喋りかけてこないので(笑)。喋りかけても全然返答がないときがあるので。それを梨里香ちゃんと立花ちゃんで、みんなで崩しにいっていたんですけど、なかなかそれも、たぶん気づいていなくて」と発言。ところが、伊原と加藤は崩しにいっているつもりはなかったそうで、吉澤は「しめが、ちょっと猫をかぶっているというか、悪い言い方ですけど、ちょっと外行きの顔で稽古しているなと感じたんですよ。Travis Japanのメンバーとして。緊張しているから、ちょっとそれを崩したいなっていう思いで」と意図を明かし、緊張は崩れたのか問われると「崩れました」と手応えがあった様子。これに七五三掛は「崩れたんだね」と笑っていた。

役作りについて、吉澤は「聡が自分に近かったので、そこをどう擦り合わせるかというか。それを擦り合わせたときに、閑也の部分をどんどん薄めて聡にしていくっていうのがすごく難しくて。どうしても稽古中にウォーリーさんに『閑也出てるぞ』って言われることもあって(笑)。それをどんどん薄めていって聡にしていくのがすごく大変だったなって思いますし。一つ一つの仕草だったり動きに理由を付けたりっていうのは、お芝居のやっていて楽しいところだと思うので。そこもすごく大変だったんですけど、楽しかったなって思います」と返答。

七五三掛は「先ほど言った通り、本当に見た目とは裏腹に、心が綺麗でとにかく真っすぐなカビ人間なんですけど、そういった共通する部分をまず自分の中で発見していって。普段、なかなかカビ人間という役を、この感じの役を演じることがなかったので、稽古中にカビ人間の感情だったり、いろんなものをどう自分に落とし込むかというか、自分事にしていくかっていうのに、すごく時間がかかりましたね」と返答。「でも稽古していく中で、カビ人間は伊原さん演じるおさえちゃんとコミュニケーションを取っていく中で成長していったり。いろんな発見をカビ人間としてしていくんですけど、そういうのを繊細に発見しながら、演じながら見つけていったときに、徐々に稽古しながら、カビ人間が自分の中にスーッと入っていく感じがしましたね」と振り返った。

また、挑戦したことがあるか問われた七五三掛は「僕たちの先輩の堂本光一さんがやられている、あの伝統の技・階段落ちというのを、今回やっていて。そこも見どころですね。先輩の階段落ちの姿とかを映像で見て勉強したり。形だったり。とにかく本当に難しかったですね」と笑顔で明かしていた。

◆七五三掛龍也&吉澤閑也W主演「ダブリンの鐘つきカビ人間」

本作は、心は美しいが誰も近づきたがらないほど醜い容姿となってしまった「カビ人間」(七五三掛)、一夜の宿を求めた洋館で老人が語る昔話に心を奪われるうちに物語の世界に迷い込む「聡」(吉澤)などの個性豊かなキャラクターが織りなすドラマを描く。この日は伊原六花、加藤梨里香、松尾貴史、中村梅雀、ウォーリー木下(脚色・演出)、後藤ひろひと(作)も出席していた。(modelpress編集部)

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