東京・名古屋・福岡など今年1番高い最低気温 午前中から30℃超 暑さが長時間続く

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2024年07月04日 09:34  日本気象協会

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日本気象協会

東京・名古屋・福岡など今年1番高い最低気温 午前中から30℃超 暑さが長時間続く

今日4日午前9時までの最低気温は東京都心で25.0℃、名古屋市で28.0℃、福岡市で29.1℃と今年一番高くなりました。夜間も気温があまり下がらず、寝苦しい夜となりました。朝からさらに気温が上がり、すでに30℃以上となっています。長時間、危険な暑さが続きそうです。熱中症に警戒を。



●東京都心や名古屋、福岡など最低気温は今年1番高く 午前中から30℃超


今日4日午前9時までの最低気温は関東以西を中心に今年一番高くなりました。東京都心は25.0℃、名古屋市で28.0℃、福岡市で29.1℃と、夜間も気温があまり下がらず、寝苦しい夜となりました。

朝から日差しが降り注ぎ、さらに気温が上昇。午前9時までに東京都心や名古屋市、福岡市など、すでに気温が30℃以上となっています。


●日中は危険な暑さ


日中はさらに気温が上がり、危険な暑さとなるでしょう。

最高気温は、東京都心や横浜市は34℃と今年一番の暑さとなる見込みです。前橋市や熊谷市、さいたま市は猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。静岡市では38℃まで上がり、体温超えの暑さとなりそうです。宮崎市では3日連続の猛暑日となる予想です。

関東から九州、沖縄は所々に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症リスクが高く、危険な暑さとなりますので、暑さ対策を万全になさってください。こまめな水分補給や休憩をとりましょう。室内では適切にエアコンを使い、無理のないようにお過ごしください。

また、長い時間、暑さが続く見込みで、東京都心や名古屋市、福岡市では午後6時半頃まで30℃以上で経過しそうです。


●熱中症の応急処置


熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。


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