木崎ゆりあ６年ぶり舞台「熱海殺人事件」でヒロイン役「28で、いい大人なので説得力出せれば」

元SKE48／AKB48の女優木崎ゆりあ（28）が、5日から東京・紀伊國屋ホールで「熱海殺人事件　Standard」とともに「熱海連続殺人事件」として上演される「熱海殺人事件　モンテカルロ・イリュージョン」でヒロイン役を務める。

日刊スポーツの取材に応じ、捨て身の潜入捜査を行う女性警察官、水野朋子を6年ぶりに演じる覚悟を語った。

同作出演は18年以来。「当時はグループを卒業したばかりで、恋愛もしたことなくて。愛人とか、恋とか、何も分からない状態でやっていました。『なんだこの小娘は』って思われていたかもしれないです」と回顧。「もう28で、いい大人なので。愛というものも少しは分かるようになって。説得力が出せればいいなと思っています」とうなずいた。「浮気とかが絶対許せない、という性格自体は変わってないですけどね。アハハ」と無邪気に笑った。

舞台は別キャストが出演する「−Standard」とともに、紀伊國屋ホール60周年公演として22日まで上演。「紀伊國屋ホールは（原作者の）つかこうへいさんがいらっしゃるような、背中を押される温かさを感じる場所です。自分の成長も見ていただきたいですし、メンズたちに負けない強い女性を演じたいです！」と意気込んだ。【横山慧】

◆木崎（きざき）ゆりあ　1996年（平8）2月11日、愛知県生まれ。09年に3期生としてSKE48加入。14年にAKB48に移籍、17年に卒業。昨年2月から新たに芸能事務所「am合同会社」に所属。156センチ。血液型O。