私はシュウにまで話が届いたことにやや驚きましたが、冷静を装って返事しました。
私は心の底からモヤモヤしてしまいました。ひょっとしたら義兄たちと顔を合わせるなり、以前送ったLINEのように強い言葉が出てきてしまうかもしれません。しかし会わないという選択肢はないでしょう。言いたいことはたくさんあるのですから。
週末になると、約束通り義兄たちが義実家にやってきました。義兄たちは義両親とある程度の話をしたあと、今度は私たちと話すことになりました。話し合いのあいだ、子どもたち3人には別室で義両親と一緒に遊んでいるよう言っておきました。
義兄たちが何か言う前に、私は口を開きました。
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私はシュウをじろりと睨みました。もちろん私の言葉はまだまだ止まりません。義兄たちは黙って私の話を聞いています。
どうやら義兄嫁は、私の夫にLINEのことを告げ口したようです。私もなかなか強い言葉で批判したので、ひょっとしたら「こんなLINEを送ってくるなんてひどい!」と泣きついたのかもしれません。
でも……本当の被害者は私です。だって実際に義両親のために動いているのは私なのですから。
この機会に大人4人できちんとした話し合いをしようと思ってます。
【第3話】へ続く。
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