バーンリー、コンパニ後任にパーカー新監督を招へい！　1年でのプレミア復帰を託す

　バーンリー（イングランド2部）は5日、スコット・パーカー新監督の就任を発表した。

　バーンリーは2023−24シーズンのプレミアリーグを19位で終えて、1年でチャンピオンシップに逆戻り。そんななか、ヴァンサン・コンパニ前監督がバイエルンに引き抜かれ、後任を探していた。クレイグ・ベラミー暫定監督の内部昇格やフランク・ランパード氏の招へいも噂されていたが、フルアムとボーンマスで2度のプレミアリーグ昇格実績を誇るパーカー氏にチームが託された。

　現在43歳のパーカー氏は現役時代にチェルシーやウェストハム、トッテナムなどでプレーし、イングランド代表としては18キャップを記録。2017年夏にフルアムで現役引退後、トッテナムのU−18チームで監督キャリアをスタートさせた。

　2019年2月から2021年6月末にかけてフルアムを、2021年7月から2022年8月にかけてはボーンマスを率い、両クラブでプレミアリーグへの昇格を達成。2022年12月末からは自身初の海外挑戦でクラブ・ブルッヘ（ベルギー）の監督に就任したが、不振のチームを立て直すことはできず、約2カ月で解任の憂き目に遭った。以降はフリーだったが、約1年ぶりの現場復帰を果たすことになった。

　パーカー氏は監督就任に際し、バーンリーのクラブ公式サイトを通じてコメント。「ここに来ることができて本当に嬉しく思っている。バーンリーとは以前から話をしていたんだ。練習場に行き、仕事を始めるのが待ち遠しい。今年成功することが一番重要だ。勝って、ファンやクラブが誇りに思えるチームを作らなければならない」と意気込みを示した。


【公式画像】バーンリーがパーカー新監督の就任を発表
The Gaffer. pic.twitter.com/Kejfhl9Jy8— Burnley FC (@BurnleyOfficial) July 5, 2024