「歴史を作りたい」イングランド代表サウスゲート監督、批判を乗り越えて4強進出に喜び

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2024年07月07日 09:41  サッカーキング

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イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督 [写真]=Getty Images
 EURO2024・準々決勝が6日に行われ、イングランド代表はスイス代表をPK戦の末に下して勝利した。試合後、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が発した喜びの声をイギリスメディアの『BBC』が報じた。

 今大会の優勝候補筆頭と目されながらこれまでの低調な戦いぶりで批判を浴びてきたイングランド代表は、ラウンド16で前回王者のイタリア代表に完勝したスイス代表と対戦。互いに3−4−2−1のシステムを採用し臨んだ一戦は、75分にスイス代表のブリール・エンボロに先制点を許すも、5分後にイングランド代表ブカヨ・サカが強烈なミドルシュートを突き刺し同点に。その後は得点が生まれず決着はPK戦に委ねられることとなった。

 PK戦では先攻のイングランド代表が全員決めたのに対し、後攻のスイス代表は1人目のキッカーのマヌエル・アカンジが決められず、PK戦を5−3で制したイングランド代表が準決勝進出を決めた。

 試合後、サウスゲート監督は「この仕事では時に楽しみも必要だ。私は選手たちを愛しているし、彼らと楽しい瞬間を共有するのが大好きなんだ」と勝利の喜びを表現した。

 そして、「私はイングランドのサッカーを向上させるために、この仕事を引き受けた。ここ数週間、個人的に受けてきた人としての批判が、非常に難しかったことは否定できない」と自身への批判に対する心情を明かしつつも、「私たちは人々に素晴らしい思い出を与え続ける。この旅を楽しみ続けていくんだ」と前向きにEURO2024を戦い続けることを誓った。

 そのうえで「今、我々はもうひとつのことを成し遂げたい。イングランド代表は国外で開催された決勝戦に出場したことがなく、EUROで優勝したこともない。だから、これらふたつの歴史を塗り替えたいんだ」と意気込みを語った。

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