広島、中日に3タテ食らい首位陥落の危機…左腕対策の右打者が不発、真中氏「末包がいなくなって得点力が落ちた」

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2024年07月08日 06:11  ベースボールキング

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広島・新井監督 (C)Kyodo News
◆ 中日・松葉から安打を放ったのは左打者の小園のみ…

 広島は中日に1−2でサヨナラ負け。敵地で痛恨の3連敗を喫し、2位の巨人にゲーム差なしの1厘差に迫られた。

 先発の玉村昇悟は初回に1点を失うも、尻上がりの好投で2回以降は無失点。今季2勝目の権利は得られなかったものの、6回3安打1失点の好投で先発の役割を果たした。

 打線は中日先発・松葉貴大の前に4回までノーヒット。1点を追う5回は先頭の4番・小園海斗のチーム初安打となる右翼線二塁などで一死三塁とし、6番・堂林翔太の左犠飛で1−1の同点に追いついた。

 しかし、6回以降は追加点を奪えず、散発3安打で1得点止まり。すると1−1のまま迎えた9回裏、抑えの栗林良吏が申告敬遠含む3四球で一死満塁のピンチを招いたあと、代打・板山祐太郎にサヨナラ打を浴び今季3敗目(0勝22セーブ)を喫した。

 このカードは第1戦0−2、第2戦1−2、この日の第3戦も1−2と3戦連続の競り負け。3カード連続の負け越しで直近9試合は2勝7敗となり、6月29日の時点で今季最大9つあった貯金は4となった。

 7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では低調な状態が続く広島打線にフォーカス。この日は左腕の松葉対策として2番・中村奨成、3番・二俣翔一、5番・石原貴規、6番・堂林翔太と中軸に右打者を並べたが、6回まで投げた松葉からヒットを放ったのは、同点の足掛かりとなる二塁打をマークした左打者の小園だけだった。

 解説者として出演した真中満氏は「作戦自体は間違っていない」としつつ「全体的に状態の良い選手がそこまでいない」と広島攻撃陣の苦しい状況を推察。その上で「末包がいなくなってから得点力が落ちたと勝手に思ってる」と持論を述べ、「その中で頑張っていかないといけないので、今日はたまたま(作戦が)外れてしまったが、右バッターを並べる考え方自体はいいかなと思います」と、監督経験者として広島首脳陣への理解示した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

このニュースに関するつぶやき

  • 相手からしたら二番バッターと八番バッターばっかり日替わりで並んでる打線で最初からなめられてるんじゃないかって思えてきた・・・。
    • イイネ!2
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