ハースF1小松代表、7シーズンにわたるマグヌッセンの貢献に感謝「今後も何らかの形で一緒に仕事を続ける方法を見つけたい」

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2024年07月18日 18:00  AUTOSPORT web

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2024年F1第10戦スペインGP 小松礼雄代表&ケビン・マグヌッセン(ハース)
 マネーグラム・ハースF1チームは、2024年シーズン限りでケビン・マグヌッセンがチームを離れることを発表した。小松礼雄チーム代表は、マグヌッセンの長年の貢献に感謝を述べた。

 2014年にF1にデビューしたマグヌッセンは、マクラーレンとルノーを経て、2017年にハースに加入した。2020年に一度はシートを失うものの、2022年にはハースがロシアのウクライナ侵攻を理由にウラルカリ社とニキータ・マゼピンとの契約を終了したため、マグヌッセンは2年ぶりにハースに復帰。今年で通算7シーズン目を迎えている。

 ハースにおけるこれまでのマグヌッセンの最高成績は2018年のドライバーズ選手権9位で、21レースのうち11戦で入賞。またこの年はハースもコンストラクターズ選手権での最高位となる5位を獲得している。

 そんなマグヌッセンについて、小松代表はコース内外での貢献に感謝の意を示した。

「ケビンがコース内外でチームとして僕たちに与えてくれたすべてに感謝しています。彼は長年にわたって僕たちのドライバーラインアップの基盤となってくれました」

「僕たちには素晴らしいハイライトがいくつもあります。特に2022年のバーレーンGPで5位に入賞したのがそうです。ケビンがチームに戻ってきて2度目のシーズンをスタートした時のことでした。その週末、彼はF1マシンをドライブするとは思っていませんでしたが、彼は素晴らしいパフォーマンスを披露しチーム全体を盛り上げて、もう一度クルマに乗って彼の才能を発揮しました」

「今年はまだレースがたくさん残っているので、選手権においてともにプッシュし、ケビンと何を達成できるのか楽しみにしています。その先も、ケビンとチームの特別な関係性を考えると、何らかの形で一緒に仕事を続けていく方法を見つけたいと思っています。近い将来、それを明確にできることを願っていますが、彼のF1での豊富な経験と仕事の運営に関する知識は、僕たちの継続的な成長と発展において間違いなく価値のあるものです」

 ハースの2025年シーズンのドライバーラインアップに関しては、すでにニコ・ヒュルケンベルグの離脱と、オリバー・ベアマンの起用が明らかになっている。マグヌッセンが離脱することで、ハースはラインアップを一新して2025年に臨むことになる。小松代表はラインアップについて「若手ドライバーと経験のあるドライバーのペア」を起用すると明言しているが、現時点ではまだマグヌッセンの後任は発表されていない。

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