ケイトの旗艦店オープンで中条あやみが登場 「最悪を考える」のが私のルール

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2024年07月18日 23:21  Fashionsnap.com

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 カネボウ化粧品のグローバルメイクアップブランド「ケイト(KATE)」が、7月25日のグローバル旗艦店「KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店」グランドオープンを前に、ミューズを務めるモデル・俳優の中条あやみを迎えた発表会を開催した。複数のコンテンツを揃える店舗の魅力や自身の“意外な一面”について語った。

 KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店は、花王が展開する中価格帯メイクアップブランドで初の単独の直営旗艦店。同ブランドのスローガン「NO MORE RULES.」の世界観を体現する空間=“CORE”をコンセプトに、リアルとデジタルを融合した感性を刺激するさまざまな体験を提供。エントランスでは「既成概念からの解放」と「新たな自分に出会う」をテーマとした映像演出で来店する人を迎え、店舗内では「新しい自分を探す体験」をテーマにAI技術による顔印象分析から、ユーザーに合ったアイカラー4色をレコメンドする「KATE iCON BOX(アイコンボックス)」や、さまざまなメイク体験をバーチャル空間上で楽しむことができる“没入型体験ECサイト”「KATE ZONE」と連動した全商品が試せるディスプレイなど、複数のサービスやコンテンツを展開する。レジ裏の壁面はグラフィティアーティストKAZZROCKによるグラフィックでデザインし、渋谷のストリート感や新たな出会いを後押しする躍動感を演出。
 さらに同ブランドの人気リップシリーズ「リップモンスター」のタワーも設置。ウェブ限定色を含む全17色に加え、7月発売の「リップモンスタークリアトーン」3色、スフレマット3色の全種類計23色を揃える。さらにウェブ限定で提供していた108色のアイカラーから好きな色を自由に組み合わせ、1億通り以上の組み合わせからオリジナルのアイカラーパレットが作れるサービスも店舗に用意。花王公式通販サイト「My Kao Mall」限定商品「マイカスタムマスカラ」も店舗初登場商品としてラインナップする。店舗にはケイトのメイクアップアーティスト「ケイト クリエイター」5人が常駐し、インバウンドを見据え、中国語・韓国語の通訳も揃える。
 発表会に登場した中条は店舗の内覧を終え、「ケイトの世界観を存分に楽しむことができてワクワクします。(什器に飾られたキーヴィジュアルに)自分がいっぱいいるのもちょっと不思議な気持ちです(笑)」とコメント。コンテンツについて「世界に1台だけというアイコンボックスは、自分の顔に合った、普段使わない色のアイシャドウも提案してくれるので『新しい自分』に出会えるなと思いました。アイシャドウは自動販売機のように“ぽとん”って落ちてきて、さりげなく名前を入れることができるところも、自分だけのものが作れてすごく良いですね」と熱く語った。
 旗艦店のテーマにちなんだ「最近発見した自分の新たな一面は?」という質問に、中条は「せっかちすぎるみたいで、自動ドアが開く前に入ろうとしてドアにぶつかったり、エレベーターに乗ると階数ボタンの前に閉めるボタンを押してしまったりします」とエピソードを披露。ブランドスローガンにちなんだ「誰にも言っていない自分ルールは?」には、「初めて行く場所では、常に身の安全を考える癖があります(笑)。例えばホテルでは最初に非常階段を探したり、最悪のことがあった場合にどうやって脱出するかとか、どこでもそうやって考えることが私のルールです」と笑顔で語り、会場の笑いを誘った。最後に「グローバル旗艦店は、アメージングで素敵なワクワクする体験ができる場所です。日本だけではなく、世界中の人にも渋谷のこの場所で楽しんでほしい。ぜひここで新しい自分に出会ってください」と締め括った。
 岩田有弘ブランドマネジャーは「ケイトは1997年に誕生し、ルールに縛られない攻めのメイクを提案し続け、現在メイク市場で日本ナンバーワンのブランドにまで成長した。トレンドメイクを提案する商品だけではなく、『ノーモアルールズ』を体現する、ケイト スクールやケイト ダンス キャンプといった活動もスタートするなど、リアルイベントにも力を入れてきた」とこれまでを振り返る。今後は、「日本でのポジションを維持し、さらにグローバルで欠かすことのできない唯一無二の存在として、アジア圏を代表する東京発のメイクアップブランドとして戦い、世界市場全体、メイク市場全体を活性化していきたい」と語る。それを見据え、「ここ渋谷サクラステージ店を情報発信基地として、リアルとデジタルが融合した“ここでしかできないメイク体験”を提供し、日本を象徴するコスメカルチャーを創出する。日本人だけでなく、各国のKOLを誘致することで、グローバルでプレゼンスを高めていきたい」と語り、2030年までに2023年末比で売上1.6倍を目指す。

■ケイト:公式サイト

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