「ダムダム」が表参道に国内3店舗目をオープン 8月からセフォラ実店舗での展開も拡大

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2024年07月24日 11:11  Fashionsnap.com

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DAMDAM 表参道 外観イメージ

Image by: DAMDAM
 日本発のオーガニックビューティブランド「ダムダム(DAMDAM)」が、東京では初となる直営ブティックを表参道に7月26日にオープンする。和の要素をふんだんに取り入れ、ブランドの世界観を表現するとともにフルラインナップを展開。新たな東京の観光アドレスとしても利用できるよう、スキンケアプロダクトを通して「見過ごされている日本の魅力」をモダンな形で再発見できる空間を目指した。

 ダムダムは、シンガポールの「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」編集長をはじめ約15年間にわたりファッション誌のエディターとして活動したジゼル・ゴー(Giselle Go)と、ブランドPRやプロモーションを手掛ける企業TFCの創業者であるフィリップ・テリアン(Philippe Terrien)が2018年にスタート。シソや米ぬか、甘夏、抹茶など古くから日本で親しまれてきた食材など植物由来成分をキー成分に取り入れている。また、100年以上の歴史を持つ工場や農家、科学者から生まれた日本製のスキンケアを展開し、地球のためにできる“プラネット・ポジティブ”を第一に考えた、ヴィーガン対応・クルエルティフリーな商品をラインナップしている。
 表参道店は、京都、大阪に続く国内3つ目となる店舗。フロアは日本庭園の石畳を思わせるデザインで、中央のカウンターは日本の伝統的な工芸品や神社仏閣などの建造物に利用されてきた「漆」を用いた。漆はカシューナッツ由来のもので、深い藍の色味で東京らしい洗練された印象を演出。間伐材と和紙を用いたシェルフやコッパーを使用したシンクや、デザイナーの栗又崇信氏による“トチノキを使用したサイドテーブル”は経年変化とともに柔らかな温かみを醸し出す。店舗奥には、展示スペースを設置。ジゼルとフィリップが日本全国を旅して出会った若手アーティストをフィーチャーし、作品を展示販売する。また、スタッフのユニフォームは「BAGASÁO」のデザイナー ジョセフ・バガサオ(Joseph Bagasao)が、日本の庭師にインスピレーションを得たデザインに手掛けた。
 店舗のオープンを記念して、7月26日から28日までの3日間限定で対象商品の10%値引きキャンペーンを同店で実施。8月1日からは表参道、京都、阪急うめだ本店の全店舗で、1万円以上購入した人を対象に、同ブランドのヒーロープロダクト「もちもち ルミナスクリーム」から着想を得たオリジナルポーチを先着でプレゼントする。そのほか、店舗オープンに合わせた新商品として、1718年から続く老舗扇子屋の「白竹堂」とコラボレーションした扇子「オールグリーン扇子」(9900円)が登場する。
 またブランドは今夏からアメリカでの展開を強化する。現在はLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下の化粧品小売店「セフォラ(Sephora)」のオンラインで販売しているが、8月23日からアメリカ国内の12店舗で展開をスタート。来年には300店舗規模に販路を拡大する。今後も「J-BEAUTY」の魅力を発信し、グローバルの展開を強化していく考えだ。

■DAMDAM 表参道店オープン日:2023年7月26日(金)所在地:東京都渋谷区神宮前4-9-5 1階営業時間:12:00〜20:00定休日:不定休公式オンラインショップ
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