ランコムの「ジェニフィック」が進化　肌本来の自己回復力を引き出す

　「ランコム（LANCÔME）」の人気スキンケア「ジェニフィック」の美容液が進化し、「ジェニフィック アルティメ セラム」（30〜50mL 税込1万1990〜1万7820円、リフィル 50mL 同1万5400円）として登場する。8月30日に公式オンラインショップ、9月4日に伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、楽天市場店で先行発売し、9月6日から全国で取り扱う。

　ジェニフィックは2009年に遺伝子研究とタンパク質研究から誕生し、その後2度のリニューアルを経ながら進化し続けてきた。今回登場するジェニフィック アルティメ セラムは、肌の「回復メカニズム」に着目した成分を配合し、さらなるエイジングケア効果を発揮する。
　紫外線や大気汚染、ストレスなどの要因により肌のバリア機能は低下するが、本来健康な肌は、これらのダメージを回復させる力を持っているが年齢とともに下がっていく。そこでランコムは肌の自己回復力に着目し、「NrF2」と呼ばれる皮膚細胞内の回復因子タンパク質を解明した。抗酸化防御システムを通じて回復力を活性化する役割を担い、細胞を紫外線ダメージから保護すると同時に、炎症を抑え肌のバリア機能を強化し、傷の治癒を促進するとされている。
　回復科学にインスパイアされて採用した次世代成分「βグルカン」は、酵母由来の純度98％の多糖類で、肌の免疫システムを活性化し組織の修復を促進する。βグルカンが肌細胞膜上の受容体「デクチン-1」にアプローチすることで、NrF2が活性化し肌の再生や抗酸化などの自己回復プロセスを進める。
　その他に、シミを目立ちにくくする効果を持つリコリス由来成分、美肌菌の栄養源を供給するプレバイオティクス成分、肌全体の健康をサポートするプロバイオティクス由来成分を配合。これらの成分が連携して、肌本来の防御力を高めながら肌にハリとうるおいを与える。
　日本のためだけに開発したフォーミュラは、グローバルに展開している製品とは異なり、肌にみずみずしく浸透するテクスチャーにこだわった。洗顔後すぐに使うブースター美容液の役割を担い、肌に深く早くなじみ、後のスキンケアの浸透感やメイクのりを良くする。
　また、最高峰スキンケアライン「アプソリュ」から、クッションファンデーション「アプソリュ タン クッション コンパクト」（全3色、SPF50＋・PA＋＋＋、税込1万5400円、リフィル1万3750円）を同日に発売する。アプソリュシリーズは1965年に誕生して以来、自然由来のローズの恵みを注ぎ込んだエイジングケアアイテムを展開。クッションファンデには、ローズに加え24金やプロキシレンなどのスキンケア成分を約79％配合し、肌に同化したような艶やかな美しさが長時間続く。重ねるほどみずみずしさとなめらかさを与え、肌そのものが輝いているような仕上がりを叶える。パッケージを軽量化することで毎日使いやすいデザインを目指し、アジア人のために設計した全3色のシェードを揃える。

■ランコム：公式オンラインショップ