ロナン・ブルレックは、1971年カンペール生まれ。2000年にパリの「エイポック(A-POC)」の店舗設計を弟とともに手掛けるなどイッセイ ミヤケ社と深く関わりがある。20年以上にわたってデザイン活動を行っており、家具や照明、空間、建築、展示など幅広い分野において国際的デザイン会社と協業を行うなど、高い評価を受けている。ライフワークとしているドローイング作品は、アートコレクターやギャラリーからも注目されており、世界の美術館や財団で収蔵・展示されている。
ロナン・ブルレックとの協業コレクションは、今年1月にパリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で発表。「没入。野生溢れる想像力(Immersed in the Wilds of Creativity)」をテーマに、ブルレックの作品群を服に落とし込んだだけでなく、作品の世界へ飛び込んで遊ぶように創作したという色彩豊かなアイテムを揃える。
アイテムは、ブルレックの作品を定番のプリーツ素材に掛け合わせたチュニック(7万1500円)やパンツ(3万9600円)、同氏の作品を大胆に載せたコート(14万3000円)、プレス機で加圧と加熱を施したプリントシャツ(5万7200円/いずれも税込)などを展開。10月、11月にも順次アイテムをデリバリーする予定だという。