＜義家族と会計バトル＞義妹が天ぷらを勝手に買い、そっとレシートを置いていった。代金は誰が払うの？

暑い時期になると、ついつい食べたくなるそうめん。水でしめた冷たいそうめんは、のど越しもよくていくらでも食べられますよね。今回ママスタコミュニティで見つけた投稿はそんな、そうめんにまつわる事件です。
義母さんと同居しているという投稿者さん。ある日、近くに住む義妹さんがやってきて、家族みんなで流しそうめんをしたそう。そのときに事件は起こったようです。

『流しそうめんをしたときに義妹が天ぷらを買ってきた。その代金を義母は「長男夫婦が払えばいい」と思っているようだけど、私は「勝手に買ってきたのは義妹だから」と思って無視している。義妹は「だれか払えよ」と思っているんだろうな。そんな天ぷらのレシートがテーブルで置き去りに去られて4、5日。だれが払うべき？』

テーブルにぽつんと残されたレシートが無言の圧力をかけているようです。さてこの場合、天ぷらの代金は誰が払うのが正解なのでしょうか……？

天ぷらは手土産ではないの？

この日のそうめんは投稿者さんが用意したといいます。そこに天ぷらを買ってきたのは義妹さん。「頼んでいないのであれば、義妹さんが払えばいい」と考えるママたちは少なくないようです。

『義妹が払ってきたんだから、そのままでヨシ！』

『義妹の手土産だと思うから、義妹が払ったままでいいよ』

天ぷらは手土産だと考えるママたちが多くいます。そうめんを茹でたり食事の準備をしたのは投稿者さんです。細かいことをいえば、水道代、ガス代、電気代がかかり、手間賃を考えればどうでしょう？　義妹さんだけが多く払ったとはいえないのでは？

『ママ友の集まりで勝手にケーキ買ってきて「ひとり何円です」って言い出した人を思い出した』

『レシートを置く義妹の感覚が理解できない。置きっぱなしなら捨てればいい』

はっきりと請求をしてこないまでも、支払いを要求するような態度の義妹さんにママたちの怒りはおさまりません。
そうめんを暑い中、茹でるのは大変な労力です。大量の薬味を刻むのも一苦労だったことでしょう。流しそうめんにしたのなら、その準備も大変だったはず。その上、勝手に買って来られた天ぷら代も払えでは、納得がいきませんよね。

義母が払う？それとも割り勘？

義妹さんに払う気がないのであれば、義母さんが払うべきだという声もあがりました。

『「お義母さん払います？　レシートいつまでも邪魔なんですけど」って言ったら？』

『義母が払えよって感じだね。ケチだよね』

息子家族と娘家族が押しつけ合っているレシート。ここはドンとお義母さんが払えば、事は丸く収まりそうです。子どもたち、孫たちのために親が払うと考えれば、平等ですものね。

なかには、義母さんと義妹さん、投稿者さんの3家庭で平等に支払ったらいい、考えるママたちもいます。つまり割り勘ということでうすね。

『人数で割る。または今回は払って、次回は義妹に払わせる』

『手土産や差し入れにお金を払うのは失礼だと思うから、今回は義妹負担だと思うけど、全食費を合算して割り勘にするのもアリかも』

投稿者さんが用意したのは、そうめん、薬味だけでなく、飲み物もあるかもしれません。義妹さんの持参した天ぷらに、それらすべての金額を合算して、3家庭で割る。それも一つの解決法ですね。家族でありながら割り勘にする、というのは他人行儀な感じがして切ない気もしますが、ポツンと残されたレシートがある限り、仕方がありません。

レシートはゴミ箱へ！なかったことに？

ピラピラとしたレシートは、ポイっとゴミ箱へ！　という大胆なコメントも、じつは少なくありませんでした。

『勝手に捨てたら？　何か言われたら「手土産じゃなかったの？」ってビックリした顔しておく』

『レシートは捨てるの一択。何か言われたら、その金額の手土産を持って義妹の家に行く』

なかには、「毎日ちょっとずつレシートを義母の席に近づけていく」なんて荒業を考えるママも。レシートから発せられる威力はすさまじいものがあるようです。

今回、旦那さんについては一切触れられていませんでした。本来であれば、息子であり兄である旦那さんが間に入って、解決するべき問題でもあります。ここは旦那さんに「このレシートはどうすればいいの？　話し合ってくれない？」とはっきりと聞いてみたらどうでしょう。結論は旦那さんに委ねても悪くないはずです。

次は相談してねと釘をさす

いつまで経ってもなくならないテーブルの上のレシートにモヤモヤを抱える投稿者さんですが、今後のためのアドバイスを寄せてくれたママもいます。

『普通は相談なしに買って来た人からのものは差し入れだと思うよね。でも払うことになったとしたら「今度は相談なしに買ってきても払わないよ」と釘を刺しておく』

義母さんと同居している投稿者さんですから、義妹さんがたびたび訪ねてくる関係はこれからも続くでしょう。そのたびに今回のようなモヤモヤが続いてはストレスがたまる一方です。次回からは事前に「持ち寄りにしませんか？」と打診をしたり「こちらは○○を用意するので、○○を買ってきてもらえますか？」と相談しても良いのではないでしょうか。もちろん義母さんの意見も聞いて、支払いもお願いしましょう。その方がお互いにすっきりとして気持ちの良い関係が長く続けられるかもしれませんよ。

文・岡さきの　編集・すずらん　イラスト・ゆずぽん

■ママスタセレクトで読む