バルセロナがスペイン代表MFフェルミン・ロペスとの契約更新を検討しているようだ。14日、『アス』や『スポルト』など複数のスペインメディアが伝えている。
2003年5月11日生まれで現在21歳のF・ロペスは2016年にバルセロナのカンテラに加入し、昨年8月に待望のトップチームデビューを果たした。昨シーズンはクラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス前監督の下でコンスタントに出番を得ると、最終的には公式戦42試合に出場し11ゴール1アシストをマーク。今年6月にはスペイン代表デビューも果たし、EURO2024の優勝メンバーにも名を連ねた。
先日閉幕したパリ・オリンピック2024では、準々決勝のU−23日本代表戦での鮮烈な2得点を含め6ゴール1アシストと躍動し、スペインの金メダル獲得に大きく貢献したF・ロペス。来る2024−25シーズンでの活躍にも大きな期待が寄せられるなか、バルセロナが契約更新に向けた動きを活発化させているという。
報道によると、現地時間14日水曜日にF・ロペスの代理人とバルセロナのデコSD(スポーツディレクター)との間で新契約締結に向けた話し合いが行われたとのこと。クラブ側は2027年6月末までとなっている契約期間の延長だけでなく、年俸等の待遇面を大幅に改善することを検討しているようだ。今後も交渉が継続される見込みだが、両者の良好な関係性を考慮すると、F・ロペスが新契約にサインする可能性は高いと『アス』は指摘している。
充実の1年間を過ごし、大きく成長を遂げたF・ロペス。契約更新の可能性が浮上するなか、ハンジ・フリック新監督の下で迎える2024−25シーズンのパフォーマンスにも注目が集まる。