【写真】身に覚えのない、ある書き込みが拡散されて柏原(片平なぎさ)の店が大炎上
加賀見灯(白石聖)は「喫茶柏原」で、保田の相談者への態度に日々身が縮む思いをしている胸の内を明かす。そんな灯に柏原麻帆(片平なぎさ)は、普段は素っ気ない保田が店を救ってくれた、昔の出来事を語り始める。
10年ほど前に柏原は、店のケーキにプラスチック片が入っていたという身に覚えのない書き込みが拡散されて店が大炎上。ある日、柏原が頭を抱えていると、スイーツを食べに保田が店にやってくる。保田が弁護士だと知った柏原は、独立したばかりの保田に相談。店を守りたいと言う柏原に、保田は「おもしろそうだから実験でやってみましょう」と提案する。
いろいろ調べていく中で、レビューを投稿した犯人はアルバイトの高梨(本田響矢)だということが判明。保田が店で話をする中で、高梨は「すみません。僕があのレビュー投稿しました」と告白した。高梨のことは柏原も気付いていた。
高梨は店のことは大好きで、自分でもなぜこんなことをしたのかと思っていると吐露。いろいろなことが重なってムシャクシャしてしまったのだと言い、こんなに大事になるとは思っていなかったと話す。保田は「大事になるなんて思わなかった。みんなそう言うみたいですね。ネットで誹謗中傷する人たちの動機なんてそんなものです。深い理由なんてない」と反応した。
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その後、柏原は、保田がいてくれたから丸く収めることができた、と保田に感謝。すると保田は「僕は残念です。このまま訴えてたらもっといろんな実験ができたのに。あ〜あ、楽しみだったのににゃ〜」と残念がる。柏原が「先生はずっと他人事よね。心の距離を取ったままっていうかなんていうか。それで私は助かったけど」と話すと、保田は「その言葉、今しっくりきました。他人事。距離があった方が親身になれるってこともあるでしょうし。しょせん他人事ってことです」と笑顔。そして保田は事務所に“他人事”という掛け軸をかけるのだった。
保田と柏原の出会いや、“他人事”の掛け軸が生まれたきっかけが描かれた今回。視聴者からは「そんな思い出があったのか」「他人事の距離感大事にしたい」「これ真似しようかな」「心の距離を保ちつつ寄り添ってくれてる」「他人事がいい言葉に聞こえる」「ここから始まったのね」「これがきっかけなのね」などの反響が集まっている。