ゲームメイクも1球に泣く…敗戦投手となったビーズリーに谷沢氏「ボールが多すぎて自分のピッチングを苦しめた」と辛口指摘

◆ 「球数が多かった…」

　阪神が中日に惜敗。これで4カード連続初戦を落とし、貯金も4まで減らしてしまった。

　阪神打線は初回、中日先発の小笠原慎之介から幸先よく1点を先制すると、阪神先発のジェレミー・ビーズリーも4回まで中日打線をわずか1安打に抑える好スタート。

　しかし5回に代打の大島洋平にタイムリー二塁打で同点に追いつかれると、6回にはこの日3番に抜擢された川越誠司に痛恨の勝ち越しホームランを浴びてしまった。阪神打線は2回以降沈黙し、好投のビーズリーを援護できぬまま1－2で敗戦となった。

　熱投報われず今季2敗目となったビーズリーに関して、16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した斎藤雅樹氏は「もうナイスピッチングじゃないですか。ここんとこずっといいピッチングしてますからね。今日も2失点ですから、文句はないと思いますけど」と先発として十分の働きを見せたと頷いた。

　しかしもう一人の解説者・谷沢健一氏は「確かにここまで6勝1敗で防御率もいいですしね」としながらも「今日は球数が多かった。特に左バッターに対する、外へ抜けるボールが多いんですよね。フォークかシュートかなんかよくわかんないんですけども。ボールが多すぎて自分のピッチングを苦しめましたよね」と問題点を指摘。そのうえで「やはりボール球が多いと、バッターは（ゾーンを）小さく絞れる面が出てきますからね。その辺が今後の課題かなと思いますね」と打者目線で改善をアドバイスした。

　ハイクオリティスタートを達成しながら敗戦投手となってしまったビーズリー。次回は球数を少なくして、打線の援護を待ちたいところだ。

☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

ゲームメイクも1球に泣く…敗戦投手となったビーズリーに谷沢氏「ボールが多すぎて自分のピッチングを苦しめた」と辛口指摘

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