● カージナルス 6 − 7 ドジャース ○
<現地時間8月16日 ブッシュ・スタジアム>
ドジャースの大谷翔平選手(30)が16日(日本時間17日)、敵地でのカージナルス戦に「1番・指名打者」でフル出場。2三振を喫するなど5打数無安打に終わったが、チームは下位打線が奮起し連敗を「2」で止めた。
カージナルスの先発は元巨人のマイコラス。大谷は初回の第1打席、追い込まれてからファウルで粘るも、最後は11球目のスライダーにバットが空を切り三振に倒れた。2回の第2打席は2点を先取し、なおも二死二塁の好機。初球のスライダーを捉えたものの、打球速度106.8マイル(約172キロ)の痛烈なライナーは二塁手の正面をついた。
二死無走者だった5回の第3打席は、外角チェンジアップを打ち損じ左飛。痛烈な二直はあったものの、マイコラスの前に3打席連続で凡退した。二死一塁だった6回の第4打席は3番手左腕・リベラトーレと対戦し遊ゴロ。一死無走者だった9回の第5打席は5番手左腕・ロメロの前に空振り三振に倒れ、この日は5打数無安打2三振の打撃結果で打率は.291、OPSは.984にダウンした。
ドジャース打線は2回、5番・ラックスの8号ソロと8番・キーアマイヤーの右前適時打で2点を先取。2−4と2点を追う6回は先頭の2番・ベッツが追撃の12号ソロを放ったあと、7番・ロハスの同点適時打、続くキーアマイヤーの5号3ランで一気に逆転した。
打線の援護を受けた先発左腕のウロブレスキは、5回4失点ながらメジャー初勝利。1点リードの9回を3者凡退で締めたコペックは移籍後初セーブをマークした。