ヤングG左腕が躍動!投打に活躍の井上温大に江本孟紀氏「良いストレートあるから変化球はちょっと甘くても抑えられる」と絶賛

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2024年08月18日 08:41  ベースボールキング

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巨人・井上温大 (C) Kyodo News
◆ 「ストレートは見事でしたね」

 巨人がDeNAに圧勝。この日敗れた首位広島に、ゲーム差なしまで詰め寄ることに成功した。この日は23歳の左腕が、投打で輝きを見せた。

 巨人先発の井上温大は初回、DeNAの梶原昂希にいきなりヒットを許すも、その後の打者を落ち着いて料理し無失点で立ち上がると、2回攻撃で1死二・三塁で打席に入った井上は、DeNA・先発右腕の石田裕太郎が投じた真ん中やや内寄りのストレートをジャストミート。打球はグラブを弾く痛烈なピッチャー返しとなり内野安打でプロ初打点をマークした。3回にも2死満塁の場面で直球をショートの深いところ弾き返すと、懸命に走り内野安打をもぎ取り2打席連続のタイムリーヒット。3回一挙5得点のビッグイニングに絡む活躍を見せた。

 肝心のピッチングでもバックの再三の好守にも助けられながら、最速150キロのストレートを軸に好投を続け、6回を4安打1失点に抑えてお役御免。結果的にチームは11−1で大勝し、井上は6つ目の勝ち星を手に入れた。

 大活躍の井上に対し、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた江本孟紀氏は「今日の内容見てるとね、1番ストレートがいいですね。(ヒーローインタビューで)自信があるみたいなこと言いながら投げてたというのはね、このストレートですよ。これがあるから、変化球はちょっとぐらい甘くても抑えられるんだということ。実際今日のストレートは見事でしたね」と絶賛。続けて「だんだん投げるたびに力をつけてきてるなということで、あとはイニングですよね」と次は長い回を投げることを要求した。

 もう一人の解説者の笘篠賢治氏は「今日のゲームなんかは、立ち上がりから自分も打って、そして味方も打って。正直ピッチャーからするとおいしいゲームですよね、今日は。勝ち星が転がり込んでくるおいしいゲーム。 そういう部分ではちょっと3回ぐらいで点取られたところは、このおいしいゲームをモノしなきゃっていうようなねところも感じたんじゃないかなと思いますね」と1失点した部分に触れていた。

 投打二刀流の活躍を見せた井上温大。優勝を狙うチームにとって、若手の台頭は嬉しい材料となる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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