東海はあすまで大雨警戒=静岡で記録的雨量―気象庁
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2024年08月23日 08:31 時事通信社
静岡県では22日夜から23日午前にかけ、暖かく湿った空気が太平洋高気圧の縁を回るように流れ込み、記録的な大雨になる所があった。気象庁は、東海地方では24日夜遅くにかけて激しい雨が降る所があるとして、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。
静岡市駿河区の静岡地方気象台では23日午前2時35分までの1時間に93.0ミリの猛烈な雨が降った。同市清水区では午前4時10分までの12時間雨量が302.5ミリに上った。いずれも地点ごとの8月最多記録を更新した。
静岡市は一時、一部地域に避難指示を発令。JR東海道線は静岡県内の一部区間で運転を見合わせ、再開後も遅れが生じた。
24日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、静岡県150ミリ、愛知県100ミリ、岐阜・三重両県80ミリ。
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