中村光氏のギャグ漫画『聖☆おにいさん』(講談社「モーニング・ツー」連載中)を福田雄一監督が実写映画化した『聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメンVS悪魔軍団〜』(12月20日公開)に、十一面観音役で仲野太賀、「ヨハネの黙示録」で知られるヨハネ役で神木隆之介が出演していることが発表された。
【動画】仲野太賀(十一面観音)&神木隆之介のメイキング映像 <神の子イエス>と<仏の悟りを開いたブッダ>が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く『聖☆おにいさん』。初の長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」を完全実写化した本作では、長髪・髭・茨の冠がトレードマークの主人公イエスを松山ケンイチ、ブッダを染谷将太が演じる。
彼らの前に現れるのは守護神、天使、軍神、女神、仙人、そして魔神…天使も悪魔も日本に大集結(アッセンブル)!イエスとブッダは、“超聖(スーパーセイント)ホーリーメン”に変身して、この世を支配しに来た悪魔たちに立ち向かっていく。
そんなイエス&ブッダを取り巻くTeam天界のメンバーとなるのが、十一面観音とヨハネの2人。パーカー&ニット帽というストリートファッションに身を包み、光り輝く右手を突き出して真っすぐに遠くを見据える十一面観音と、Gジャンに白Tというカジュアルな服装にも関わらず、目を引く金髪とブルーの瞳が神々しさ満点のヨハネ。普段の仲野&神木のイメージともギャップが大きい、本作ならではの“神”ビジュアルに仕上がっている。
六面観音の一員・十一面観音は、下界ではハンドルネーム「あ〜麺」として活動中の人気ブロガー兼YouTuberで、常にニット帽を被って過ごしている。そして、ヨハネは、自称“イエスに最も愛された弟子”で著書「ヨハネの黙示録」が天界で大ベストセラーとなっている人気作家だ。
2026年に放送予定のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演に抜てきされるなど、さらなる活躍が期待されている仲野は、『50回目のファーストキス』(2018年)で初の福田組参加を果たし、その後、劇場版の興行収入が驚異の53億円を突破した大ヒットシリーズ『今日から俺は!!』にもメインキャラの一人として出演するなど、今や福田組にすっかり欠かせない存在となっている。下界の人間にとっては強烈なインパクトを残すことになるであろう十一面観音を仲野がどう演じるのか?ニット帽に隠されたその“素顔”に注目だ。
一方、子役から活躍し、スタジオジブリの長編アニメーション映画『千と千尋の神隠し』(01年)、新海誠監督の映画『君の名は』(16年)などでは声優として出演、近年もNHKの連続テレビ小説『らんまん』、映画『ゴジラ-1.0』(23年)、10月スタートのTBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』といった話題作で主演を務めるなど、今や国内外でも高い評価を得る神木は、福田組の映画としては初参加。岩田剛典が演じるミカエルも激推しのカリスマ作家・ヨハネとして透明感たっぷりのビジュアルを原作の雰囲気そのままに再現している。安定感抜群の表現力にも期待大だ。
あわせて解禁となったTeam天界第2弾のメイキング映像では、福田組初参加となる神木の、ブッダ役の染谷の後ろに隠れるようにおどおどしながらクランクインする貴重な姿や、と思いきや「いかに監督が笑ってくれるかっていうのだけを思ってやっていました!」とすっかり笑顔で撮影を振り返る様子が収められている。
福田組常連の仲野は「僕は福田組の初日でいつになったらのどが枯れない俳優になれるのか…」と常連だからこそのエピソードを打ち明けスタッフの笑いを誘う様子など、盛りだくさんの内容となっている。さらに、「太賀のCGカット100…何十カットあると思うんですけど」といじる神木に「そんなない、そんなない!」と即座にツッコみを入れる仲野という、2人の仲の良さが垣間見える場面もあり、本編での掛け合いに期待が膨らむ内容となっている。
■仲野太賀(十一面観音役)のコメント
久しぶりの福田組に参加ということで、とても楽しみに撮影に臨みました!何とも言えないシュールな笑い、妙な緊張感がある撮影は笑いを堪えるのに必死でした(笑)。
僕が演じた十一面観音はいろんな"表情"がある役なのですが、思い切って演じる事が出来たと思います。彼の秘密を楽しんでもらえたらうれしいです!ぜひ、劇場まで笑いに来てください!
■神木隆之介(ヨハネ役)のコメント
ヨハネというキャラクターをやらせていただきました!神木隆之介です。 以前、福田監督とは映像ではない作品でご一緒させていただいたのですが、それ以来の福田組という事ですごくうれしかったです! 撮影現場も楽しく、ずっと笑っていました!ぜひ皆様楽しみにしていただけたらうれしいです!よろしくお願いします!
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