神戸市長田区の“リトルサイゴン”で食すまぜそば

神戸市長田区には関西有数のベトナム人コミュニティがある。1970年代のベトナム戦争終結後に日本にやってきた方から、さらに就労、就学のため来日した方まで。そこから数十年が経ち、駒ヶ林界隈に多くのベトナム料理店がオープンした。

その他の画像はこちらその中の1軒、ベトナム移民の両親を持つ二世の店主が営む『サイゴンチュンハイ』。赤地に黄色い文字の看板が目をひく小ぢんまりとした店だ。ホーチミン出身の母親から受け継がれた、南ベトナムの料理を提供している。定番のフォーやバインミーももちろん美味しいのだが、ぜひ食べてみてほしいのが「まぜそば」である。

こちらの「まぜそば」は揚げ春巻きがトッピングされている。別皿に入った甘酸っぱいたれを投入し、豪快にかき混ぜていただく。「ブン」という米粉からできたそうめんのような細麺はあっさりとしている。ジューシーな揚げ春巻きと生野菜の食感も楽しいのだ。

『サイゴンチュンハイ』

住所／兵庫県神戸市長田区久保町4-3-7

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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