米カリフォルニア州の日本食レストランで今月17日、リンゴジュースを飲んでいた2歳女児がフラフラとし始めた。娘の様子がおかしいことに気付いた両親が、リンゴジュースを確認するとアルコールのにおいがし、店が誤って料理酒を提供していたことが発覚した。女児はすぐに病院に運ばれたが、幸いにも深刻な状態にはならず、酔いが醒めて無事に回復した。米ニュースメディア『New York Post』などが詳細を伝えている。
【この記事の他の写真を見る】
米カリフォルニア州ホリスターに住むノエミ・バレンシアさん(Noemi Valencia)は今月17日、パートナーと一緒に2歳の娘を連れて同州サリーナスにある日本食レストラン「Fujiyama Japanese Restaurant」を訪れた。
ノエミさんは、すぐに娘を近くの救急病院「Salinas Valley ER」へ連れていった。血液検査を行うと、女児の血中アルコール濃度は0.12%だった。日本の道路交通法では、血中アルコール濃度が0.03%以上で「酒気帯び運転」として検挙される。女児の血中アルコール濃度は、この4倍にあたる数値だったものの、時間の経過とともに酔いが醒め、無事に回復したと報道されている。