『映画 THE3名様Ω(オメガ)〜これってフツーに事件じゃね?!〜』初日舞台あいさつが30日、都内で行われたが、さまざまな異例の事態に出演者も戸惑うはちゃめちゃなイベントとなった。
【画像】個性豊かな登場人物たち!凛々しい表情の櫻井翔ら 映画上映後の舞台あいさつには俳優の佐藤隆太、塚本高史、小林大介、桃月なしこ、森谷雄監督が登壇。前日まで滋賀県で仕事だった岡田義徳は、台風のため東京へ戻ることができず、異例とも言えるタブレットでのリモート出演となった。
岡田が映っているタブレットを持って登場した覆面の正体は安藤玉恵で、今回登壇予定はなかったが、台風の影響で撮影が中止となり急きょ舞台あいさつへの参加がかなった。しかし、個人的に『映画THE3名様』を観るということで途中退席してしまい、自由すぎる現場に佐藤らも「ちょっと話が渋滞している笑」と笑みを浮かべながら戸惑いを隠せなかった。
そんな中、佐藤は「ドラマと並行してずっと撮影をしていて、僕たち自身もずっとこの日を迎えられることをすごく楽しみにしていました。こっそり劇場にも入らせていただいて、皆さんとこの1番最初の上映を一緒に見させていただきました。僕たちが楽しんで作ったシーンで笑い声が起きていて、やっぱり映画館でこうやってみんなで笑うことができる作品を作れたと思うと、すごくうれしいです。本当に皆さんがずっと長いこと応援してくださる力があって、ここまでたどり着けた作品だなと思いますので、本当に感謝しています」と、公開初日を迎えた本作について思いを語った。
また、イベント途中には映画公開と同時にゲスト出演していることが発表となった櫻井翔のメッセージ動画が、キャストにもサプライズで公開された。これには佐藤らもびっくりで、観客からもどよめきが起こっていた。
『THE3名様』は石原まこちん氏による同名漫画が原作で、2005年に実写ドラマとしてスタート。佐藤、岡田、塚本が演じる3人組のフリーターが深夜のファミレスでダラダラとゆるい会話を繰り広げる様子を描いた“だけ”の脱力感のあるゆるい内容が話題となった。22年に12年ぶりのシリーズ新作として映画が公開となり、今年5月にはFODで完全新作の配信がスタート。7月24日からは地上波(フジテレビ)でも放送されている。