【写真】放送中のアニメ『グレンダイザーU』で入野が演じる主人公“デューク・フリード”
■『千と千尋の神隠し』・ハク
スタジオジブリが贈る、宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋の神隠し』(2001年)では、白竜に変身できる謎の少年・ハクを演じた。彼は異界に迷い込んだ少女・千尋を助けてくれる存在で、おかっぱ頭と眉目秀麗な容姿が特徴。豚になった両親を救うため、見知らぬ土地で奮闘する千尋の心の支えとなる存在であり、元気が出るようにまじないをかけたおにぎりを作ってあげたり、それを泣きながら食べる千尋を慰めたりしてくれる。甘いルックスと紳士的な性格、それにマッチした入野の演技も相まって、ハクはジブリキャラの中でも特に女性人気が高い。
■『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』・宿海仁太(じんたん)
幼い頃は仲良しだったが、仲間のひとりの死でバラバラになってしまった幼馴染の男女5人。ある日突然、入野演じる主人公・宿海仁太(じんたん)のもとに死んだはずの仲間・本間芽衣子(CV:茅野愛衣)が幽霊となって現れたことをきっかけに、別々の道を歩んでいた幼馴染たちが再会する。幼馴染の死という過去を抱えた若者たちの恋や絆、成長を描く高いドラマ性で人気を博した名作アニメだ。
じんたんは芽衣子や母・塔子の死、高校受験の失敗など度重なる不幸で心に深い傷を負っており、引きこもり状態になっていた。しかし、芽衣子の願いを叶えて成仏させるために行動するうちに引きこもりから脱却。心の傷を乗り越えて成長していく思春期の少年を、入野はみずみずしく演じきった。
■『映画 聲の形』・石田将也
大今良時による漫画『聲の形』を京都アニメーションが映画化した『映画 聲の形』では、主人公の少年・石田将也を演じた入野。将也は聴覚の障害を持つヒロイン・西宮硝子(CV:早見沙織)をいじめたことで自身もいじめられる立場になり孤独に。そんな彼に手を差し伸べる硝子と将也の触れ合いを中心に展開し、孤独や純愛、友情などを描く。
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4期放送も決定した六つ子の末っ子&優しくて頼れるバレー部副主将
■『おそ松さん』・松野トド松
六つ子の松野兄弟が繰り広げるドタバタギャグを描いた赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作に、赤塚の生誕80周年を記念して制作された『おそ松さん』(第1期/2015年)。豪華声優陣と時事ネタなども織り込んだキレキレのギャグが人気を集め、今年6月には第4期の制作も発表された。
入野が役を務めるトド松は、あざとくて計算高い末っ子。兄弟の中で一番コミュ力が高いが、自身のかわいさで兄弟を利用したりする腹黒い一面もある。好青年や少年を演じるイメージが強い入野の中では珍しい役だが、かわいさと黒さを両立したギャップのある演技に多くの女性ファンが虜となった。
■『ハイキュー!!』・菅原孝支
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された古舘春一の人気バレーボール漫画『ハイキュー!!』。2014年にTVアニメ化した本作は、現在第4期まで放送。今年2月には『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開され、全世界興収が200億円突破した。そんな超人気作で入野が声を担当するのは、主人公の日向翔陽(CV:村瀬歩)が通う烏野高校の3年生でバレーボール部副主将を務める菅原孝支だ。
菅原は太めの眉毛と左目下の泣きぼくろがチャームポイントの爽やかな青年で、部員からは「スガ」の愛称で親しまれている。温和な性格で場の空気を和ませたり、後輩を優しく見守る姿は入野の声と相まってバッチリ役にハマっていた。
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※宮崎駿監督の「崎」は「たつさき」が正式表記。