「機械式腕時計」は、巻き上げたぜんまいがほどける力を動力とする昔ながらのムーブメントを採用する腕時計です。高精度なクオーツ式や電波時刻修正機能を備えた腕時計が普及した現在も根強い人気を誇っています。
機械式腕時計は高価な印象があると思いますが、上質な国産ムーブメントのモデルでも3万円台の手頃な価格で手に入るものもあります。
ここでは、3万円台の予算で買える「国産機械式腕時計」おすすめモデル4選を紹介します。
●おすすめの「国産ムーブメント機械式腕時計」:オリエント RN-AR0004Y
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3万円台前半の実売価格でサファイアクリスタル風防、オープンハート、シースルーバック仕様の機械式腕時計が買えてしまうコスパが魅力的なモデルです。
オープンハートかつシースルーバックなので、ムーブメントの動きやデザインを前後から楽しむことができます。
時計全体のデザインに目を向けても、シルバーのケースにブラウンの文字盤、ダークブラウンの型押しレザーバンドを組み合わせて上質かつ落ち着いた印象仕上がっています。
文字盤も無駄な装飾はせずに、機械式らしい存在感のある針と大きめのバーインデックスのみが主張するエレガントなデザイン。実売価格約3万4000円(税込、以下同)からと購入しやすい実売価格ながらメイン機となるポテンシャルも秘めた1本です。
ケースサイズ:48(縦)×40.8(横)×10.9(厚さ)mm
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重さ:70g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(5気圧)、サファイアクリスタル風防(表)、無機ガラス風防(裏)、機械式自動巻きムーブメント、耐磁1種
●おすすめの「国産ムーブメント機械式腕時計」:セイコーセレクション SCVE053
オープンハート、シースルーバックの機械式腕時計を手軽に試してみたい人におすすめのモデルです。
実売価格約2万2300円の手ごろな価格で、ムーブメントの動き・デザインを見て楽しめるモデルを入手できます。
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高コスパですが、時計の基本機能とデザイン性を追求するセイコーセレクションだけあり、機能的な妥協はゼロ。41時間のパワーリザーブを備えた本格的な機械式ムーブメントを搭載し、10気圧までの防水性も備えています。
シルバーのケース・バンドにブラックの文字盤を組み合わせたシンプルかつ洗練されたデザインで、見た目の安っぽさもありません。
ケースサイズ:51,5(縦)×42(横)×11.6(厚さ)mm
重さ:163g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、ハードレックス風防、機械式自動巻きムーブメント
●おすすめの「国産ムーブメント機械式腕時計」:オリエント マコ RN-AA0001B
オリエントの「マコ(Mako)」は、英語でアオザメを意味し、世界的な知名度を誇るモデルです。
正統派ダイバーズのテイストが強い既存モデルよりもカジュアルかつすっきりしたデザインになっており、普段着にも合わせやすいのが特徴です。
視認性の高い針やインデックス、ベゼルのディテールなどダイバーズの意匠もしっかりと残っています。
透明度が高く傷がつきにくいサファイアクリスタルの風防や、20気圧の日常生活強化防水など実用性も抜群の1本です。
実売価格は約3万円から。
ケースサイズ:46.8(縦)×41.8(横)×12.8(厚さ)mm
重さ:169g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(20気圧)、サファイアクリスタル風防、機械式自動巻きムーブメント、カレンダー(日付・曜日)機能、耐磁1種
●おすすめの「国産ムーブメント機械式腕時計」:シチズン コレクション NH9111-11B
3万円を切る実売価格で球面サファイアガラス風防、オープンハート、シースルーバック仕様、10気圧防水を備えたコスパの高さが魅力的なモデルです。
球面の風防や文字盤中央の縦基調のパターン、ブラックの革バンドなどクラシカルな印象のデザインで、普段使いからビジネスシーンまで安心して着用できます。
似た構成のオリエント RN-AR0004Yとは、デザインの好みで選ぶとよいでしょう。より王道のデザインが良ければRN-AR0003S、少しでも遊び心のあるデザインが欲しければ本モデルがおすすめです。
実売価格は、約2万8500円から。
ケースサイズ:40(横)×12.9(厚さ)mm
重さ:75g
主な機能・特徴:日常生活用強化防水(10気圧)、球面サファイアガラス風防、機械式自動巻きムーブメント