そんななか、BitcoinやEthereumなどのブロックチェーン上に重要なファイルを保存できる米国発の分散型ファイルストレージ「Stakes on a Chain(以下、SonaC)」が登場した。同サービスはデジタルウォレットが不要で、1回の支払いで永久的にストレージを利用できることが特長だ。
ファイルの暗号化、アップロード、共有を簡単に実行SonaCは直感的なユーザーインターフェースでファイルの暗号化、アップロード、共有を簡単に実行できる分散型ファイルストレージ。
[caption id="attachment_245070" align="aligncenter" width="1177"] Image Credits:Stakes on a Chain[/caption]例えば、個人的な画像、動画、音声、文書などのファイルを暗号化してブロックチェーン上に保存したり、科学論文、特許、商標、ニュース、歴史的文書・画像、NFT資産、アートなどを暗号化せずに公開したりすることが可能だ。
二重のセキュリティ・システムでデータを安全に保護[caption id="attachment_245072" align="aligncenter" width="1592"] Image Credits:Stakes on a Chain[/caption]SonaCは強力な暗号化方式である「AES」と“ポスト量子暗号”と呼ばれる公開鍵暗号方式「Kyber」を組み合わせた暗号化プロセスを採用し、ブロックチェーン上のファイルを保護している。ユーザーはアップロード前にワンクリックでファイルを暗号化できる。