限定公開( 1 )
元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(45)が11日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月〜金曜午前10時25分)に出演。パワハラ疑惑などで告発された斎藤元彦兵庫県知事(46)について言及した。
日本維新の会は9日、斎藤氏の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出した。県議会最大会派自民党など他の全会派は12日に辞職要求する予定だが、斎藤氏は「真摯(しんし)に受け止めている」としつつ、これまで通り「県政を前に進めたい」と続投を表明した。
杉村氏は一連の騒動に関して「知事は最大の権力者。その権力者に対して、パワハラやおねだりの告発があった。パワハラやおねだりが問題というよりも、自らに告発があった時に公益保護通報制度で第三者に調査させ、調査を持って対応を決めるべき」と指摘。
その上で「通報した告発者に対して『これを持って不利益になることは一切ありません』と、いうのが保護法の趣旨。それを自らの判断で誹謗(ひぼう)中傷だと決め付けて、処分してしまったことが最大の問題。知事として、トップとして相応しくない点だと思う」と言及した。
今後は「県議会がこれをどう判断するかが注目」と話し、「不正があるという事実を握りつぶしたという意味で、やっていることは独裁国家と同じですよ。そういうことをやってはいけないというのが公益通報制度の趣旨」と話した。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。