日当不正受給が拡大=再発防止策検討へ―海保
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2024年09月11日 21:01 時事通信社
佐世保海上保安部(長崎県佐世保市)所属の巡視艇などで「航海日当」の不正受給が発覚した問題で、海上保安庁は11日、全国に11ある管区海上保安本部のうち、9本部で不正受給が確認されたと発表した。海保は近く、首席監察官をトップとする委員会を立ち上げ、抜本的な再発防止策を検討する。
海保によると、4〜6月、全国の407隻のうち、少なくとも9本部に所属する巡視艇と中型巡視船71隻で、計374人が計約15万円を不正受給したことが確認された。海保は今後、過去3年間にさかのぼって調べる。
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