東武鉄道は、浅草駅と東武日光駅を結ぶ臨時夜行列車「日光紅葉夜行」を10〜11月の計6日間、週末に運転すると発表した。「TOBU FREE Wi−Fi」を完備し、各座席にコンセントを備えた特急車両「リバティ」を使用し、3両編成で運転される。
「日光紅葉夜行」は浅草駅を23時45分に発車。夜行列車として深夜帯に出発することで、奥日光の色鮮やかな紅葉を道路が混雑しない早朝から楽しめる列車として運転される。途中の北千住駅、新越谷駅、春日部駅からも乗車でき、終点の東武日光駅からバスで中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原、湯元温泉などへ向かうことができる。
運転日は10月12・19・25・26日と11月1・2日の計6日間。東武トップツアーズの旅行商品として、往路片道プランと往復プランを発売する。両プランとも乗車駅から東武日光駅までの乗車券と特急券、東武日光駅から湯元温泉までの路線バス運賃を含む。
往路片道プランの旅行代金は大人5,600円・こども3,800円から、往復プランの旅行代金は大人7,800円・こども5,100円から(いずれも浅草駅発の場合)。1人1,000円の追加料金により、1人で2席を利用できるプランも用意する。東武トップツアーズの各支店とウェブ販売センターにて、9月12日から各出発週の金曜日17時まで販売する。(佐々木康弘)