映画、ドラマの出演が絶えない若手注目株の前原滉を主演、小西桜子をヒロインに迎えた、テレビ朝日映像初の長編オリジナル映画『ありきたりな言葉じゃなくて』(12月20日公開)。映像業界で起きた…とある実話を基にした同作で、女性の気持ちがわからない新人脚本家・拓也(前原滉)に、先輩・京子(内田慈)が喝を入れる、良き師弟関係を表したシーンが本予告の解禁に先駆け解禁された。
【写真】新人脚本家・拓也(前原滉)に喝を入れる、先輩・京子役の内田慈 テレビのワイドショー番組で構成作家をしながら脚本家を目指している拓也(前原滉)は、先輩で売れっ子脚本家の伊東京子(内田慈)の後押しで、念願だったテレビドラマの脚本を書くことが決まる。拓也をいつも気にかけ、本気でぶつかり合う姉御肌の京子と、そんな彼女に憧れ、甘えながらも、背中を追いかける拓也。
今回解禁された映像では、拓也が初めて担当するテレビドラマの脚本打ち合わせのシーンが切り取られている。ドラマのプロデューサー・石塚丈広(池田良)から「セリフが普通すぎる」と指摘され、「女の子の気持ちがわからない…」と戸惑う拓也に、先輩の京子が「本気で人の気持ち考えてる?」と鋭く突っ込み、さらには「脳みそねじ切れるくらい考えないと、それは分かんないよ!」と喝を入れる。後輩の拓也に対して、脚本家という仕事の大変さ、覚悟が必要な仕事であることを、愛情を持って強く教えていることが分かるワンシーンとなっている。
テレビ朝日グループの制作会社として365日、コンテンツを発信し続けるクリエイター集団「テレビ朝日映像」が一丸となって製作する長編映画第一弾『ありきたりな言葉じゃなくて』。脚本家と“彼女”が出会い、とある出来事をきっかけに物語が進む、青春から遠くも近くもない、つまずきやすい場所にいる“私たち”の物語。
脚本家デビューが決まった構成作家の主人公・藤田拓也役は、前原滉。『沈黙の艦隊』(2023年/吉野耕平監督)、『笑いのカイブツ』(2024年/滝本憲吾監督)や連続テレビ小説『らんまん』(2023年/NHK)、現在放送中の『クラスメイトの女子、全員好きでした』(2024年/読売テレビ)、『スカイキャッスル』(2024年/テレビ朝日)など、ドラマや映画のオファーが絶えない若き実力派だ。
拓也が出会った“彼女”鈴木りえを演じるのは小西桜子。『初恋』(2020年/三池崇史監督)、『佐々木、イン、マイマイン』(2020年/内山拓也監督)で第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し、その後も『スイートモラトリアム』(2023年/TBSテレビ)や『必殺仕事人』(2023年/テレビ朝日)などのドラマ・映画で幅広く活躍している。
脚本・監督を務めるのは、渡邉崇。テレビ朝日映像に入社後、『ワイド!スクランブル』のディレクターを12年間務めたのち、『人生の楽園』などのドキュメンタリー番組やwebムービーの演出を手掛け、ドラマ『レンタルなんもしない人』(2020年/テレビ東京)のプロデューサーとしても活躍。2019年には世界的ショコラティエ・辻口博啓を追ったドキュメンタリー映画『ル・ショコラ・ドゥ・アッシュ』で監督デビューを果たし、サン・セバスティアン国際映画祭やシアトル国際映画祭など、これまでに世界5カ国、10の映画祭で正式上映され高い評価を得ている。
映画『ありきたりな言葉じゃなくて』は12月20日(金)より全国公開。
■ストーリー
青春から遠くも近くもない32歳の藤田拓也は、町中華を営む頑固な父と愛想のいい母と実家暮らし。ワイドショーの構成作家として毎日徹夜でナレーション原稿を書き散らす日々が続いている。そんなとき、先輩の売れっ子脚本家の推薦によって、ようやく念願の脚本家デビューが決まった。「脚本家」の肩書を手に入れ浮かれた気持ちでいる拓也の前に現れたのが、鈴木りえだった…。脚本家の青年と、どこにでもいる普通の“彼女”が出会い――。
出演:前原滉
小西桜子 内田慈 奥野瑛太 那須佐代子 小川菜摘 山下容莉枝 酒向芳
池田良 八木光太郎 沖田裕樹 敦士 鈴政ゲン 加藤菜津 佐々木史帆 高木ひとみ◯ 谷山知宏 今泉マヤ 根岸拓哉
チャンス大城 土屋佑壱 浅野雅博 外波山文明 玉袋筋太郎
脚本・監督:渡邉崇
原案・脚本:栗田智也
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