月着陸機、最速で12月打ち上げ=地表探査へ再挑戦―アイスペース

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2024年09月12日 19:02  時事通信社

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時事通信社

アイスペースの月着陸機=12日午後、茨城県つくば市の筑波宇宙センター
 宇宙ベンチャー企業のアイスペースは12日、月着陸機を最速で12月に打ち上げると発表した。着陸後は無人探査車を走行させて月のデータや地表の砂を採取する。2022年にも打ち上げたが着陸に失敗しており、2度目の挑戦となる。

 米スペースX社のロケットで米フロリダ州から打ち上げ、月表面の「氷の海」と呼ばれる地域の中央付近へ着陸する計画。12月に打ち上げた場合、着陸は来年4、5月ごろになる見通しだ。成功すれば、民間では今年2月の米企業に続き2例目。

 12日は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で、最終試験段階にある着陸機を報道陣に初めて公開した。脚を伸ばした状態で高さ約2.3メートル、幅は約2.6メートル。

 着陸機には探査車の他、高砂熱学工業の水電解装置やユーグレナの藻類栽培装置などを搭載。月面でさまざまな実験を行う。 

このニュースに関するつぶやき

  • やっぱり通信可能な表面の探査なんだよね。月の裏側に謎がいっぱいあるんだが。
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