パワハラ疑惑などを告発された兵庫県の斎藤元彦知事。県議会の全会派から不信任案が提出されることになりましたが、けさ知事は「続投したい気持ちが強い」と改めて辞職する考えのないことを示しました。
兵庫県の斎藤元彦知事をめぐっては、きのう午前に自民党など4つの会派と無所属の県議4人が即時の辞職を要求しました。
9日にはすでに維新の会が辞職と出直し選挙の実施を申し入れていて、県議会は86人いる全ての議員が知事に辞職を求めています。
関係者によりますと、全ての会派が来週19日の議会で不信任案を提出することで合意したということです。
辞職への圧力が日ごとに強まっていますが、知事はけさ改めて辞める考えのないことを示しました。
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兵庫県 斎藤元彦 知事
「県立大学の無償化、県立高校の環境整備、不妊治療であったりとか、若い世代への投資にしっかり向けていくことが私の改革ですので、この歩みを私はやはり止めるべきではないという思いで、続投したい気持ちが強い」
提出された不信任案が可決されれば、知事は10日以内に議会を解散するか、失職するかの選択を迫られます。