デミ・ムーアとマーガレット・クアリーが共演、世界中のバイヤーが争奪戦を繰り広げた話題作『The Substance』(原題)がトロント映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて観客賞(ピープルズ・チョイス・ミッドナイト・マッドネス賞)を受賞。2025年5月、日本公開されることが決定した。
元トップ人気女優エリザベスは50歳を超え、容姿の衰えとそれによる仕事の減少から、ある新しい再生医療に手を出す。するとーー。
主演はデミ・ムーア。圧倒的怪演で見せつけたのは狂気と呼べるほどの“美と若さ”への執着。これまでの経歴を全て過去のものとし、代表作を塗り替えた。
共演は、数々の受賞歴を誇る、『憐れみの3章』『哀れなるものたち』などのマーガレット・クアリー。弾けるような若さと美貌を輝かせ、デミ・ムーアと対峙する。
監督と脚本を手掛けたのは、映画『REVENGE リベンジ』で注目を浴びた コラリー・ファルジャ。5月の第77回カンヌ国際映画祭で行われたワールドプレミアでは最長13分間にわたるスタンディングオベーションを受け、脚本賞を受賞した本作。
今回、トロント国際映画祭のジャンル映画部門ミッドナイト・マッドネスのオープニング作品として上映。北米プレミアとなったこの“深夜”の上映に駆けつけたすべての観客は文字通り狂喜乱舞した。
続く快挙に、早くも「アカデミー賞有力!」として注目度が急上昇している。想像のはるか先で暴走するストーリー。観たことのない映画体験が待ち受けることになりそうだ。
『The Substance』(原題)は2025年5月、全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)